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2017年　2月8日（水）
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＊違法入植地の合法化法の国会通過を、ＥＵ、ヨルダン、トルコ、国連のグテーレス事務総長らが激しく非難、懸念を表明した。(Y,H,P)

＊シリアの首都ダマスカス近郊の軍事刑務所で組織的に拷問が行われ、毎週数十人が裁判も無く処刑されていると、国際人権団体アムネスティが報告。今までに約１万３千人が処刑されたという。(P,Y,H)

＊違法入植地の合法化法の成立を受け、自治政府は国際刑事裁判所でイスラエルを訴える準備を進めていると、アッバス議長が発言。(P)

＊トランプ米大統領がイランにミサイル発射実験を止めるように警告したため、イランの霊的指導者ハメネイ師は「イランは敵に怯えるような国ではない」と発言。ミサイル実験の継続を宣言した。(P,Y,H)

＊ベネット教育相は「次にハマスと戦う時は、必ず勝たなければならない。ハマスとの戦いが起こるのは時間の問題だ」と発言。(H)

＊ネタニヤフ首相が財務相だった２００３〜５年に行った国外出張の約半数で、外国の個人や組織からの支援金があったとのＴＶ報道。旅費を二重取りしていた疑いも。しかし検察は起訴を見送った。(Y)

＊ユダヤ人とアラブ人の若者らのグループが、ギリシャに滞在するシリア難民のために教育などの支援プログラムを立ち上げへ。グループの代表者らが来週にもギリシャを訪問する予定となっている。(H)

＊アゼルバイジャンの政府を批判して、スパイ容疑をかけられたイスラエル人が、同国政府の要求によりベラルーシで逮捕されアゼルバイジャンへ移送されることに。中止を求める訴えを裁判所は却下。(Y)

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2017年　2月9日（木）
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＊違法入植地の合法化法が成立したことを、ＥＵやパレスチナに加えドイツも激しく非難。自治政府のアッバス議長は、２国家共存案を救うためパレスチナ国家の承認を急ぐよう国際社会に要求。(H,Y,P)

＊イランが地対空ミサイルの発射実験。自衛が目的であり、国連安保理が禁止するミサイル実験の対象外になると、イランは主張。(P)

＊シナイ半島のエジプト側からエイラートに向け４発のロケット砲撃。うち３発はアイアンドームが迎撃、負傷者は出ていない。(Y,H,P)

＊有未来党のラピド党首は、ヤロン元国防相、アシュケナジ元参謀長、ガンツ元参謀長らに、有未来党への入党を交渉中だと発表。(Y)

＊米国の親イスラエルＮＧＯであるＮＩＦの副会長が同団体の会議に参加するためにイスラエルを訪問したところ、入国審査で別室に連行されて、９０分にわたり厳しい尋問を受けたことが判明。(H)

＊トルコのエルドアン大統領とトランプ米大統領が電話で会談。対「イスラム国」作戦で、両国が協力して行くことを確認した。(P)

＊イスラエル駐在のロシア大使は、シリア内戦で使用されるロシア兵器がヒズボラの手に渡らないよう最大限努力していると説明。(Y)

＊トランプ米政権はイラン軍をテロ組織に指定することを検討中。しかしシリアでの作戦などに大きな影響が出るなど、問題もある。(P)

＊１月下旬に米軍がイエメンでテロ組織掃討作戦を行ったところ、民間人死者が出たため同国政府が米軍への作戦許可を取り消し。トランプ大統領は初めて出した作戦命令で、つまずく結果となった。(H)

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2017年　2月10日（金）
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＊テルアビブ近郊のペタティクバで昨日午後、銃とナイフによるテロがあり６人が重軽傷。犯人はナブラス近郊の１８歳の少年。(P,H,Y)

＊シナイ半島からエイラートにロケット砲を撃ったのは「イスラム国」だと、ガザのメディアが報道。今後も攻撃は続けるという。(P,Y)

＊中東など７ヶ国から米への入国を阻止するトランプ大統領の命令を米国の裁判所が差止めているが、連邦控訴裁も大統領が敗訴。(P,H)

＊米国のＮＧＯ、ＮＩＦの副会長が空港で厳しい取り調べを受けたことに怒りを表明したため、入国管理局が公式に謝罪した。(P,H,Y)

＊イスラエルが予算不足で昨年に４つの外交公館を閉鎖したため、外交公館数が１０２となり、パレスチナ代表部の数１０３を初めて下回った。国数で見ると７８対９５で、イスラエルは負けている。(Y)

＊「違法入植地の合法化法は、最高裁で阻止されるだろう」との説明文書を外務省が各国駐在大使らに送付していることが判明。ネタニヤフ首相も承認。この法による外交的被害を最小限にするためか。(P)

＊近日中にパレスチナ国家を承認する可能性があると、アイルランドのフラナガン外相が発言。「今まで検討していた」と語った。(P,H)

＊徴兵に応じなかった超正統派の若者を軍事警察が逮捕したところ、怒った超正統派が３日連続で騒乱。３１人が逮捕された。(P,H,Y)

＊ナイフを持ってガザに入ろうとしたイスラエル人を国防軍が拘束。精神病だと弁護士は主張している。過去にも３人のイスラエル人が自らガザに入り消息を絶っているが、いずれも精神病と見られる。(Y)

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