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イスラエルメールマガジン　最新号

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2018年　7月18日（水）
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＊自治政府がテロ犯家族に支払う高額の「テロ報奨金」を、自治政府に送金する資金から差し引くとイスラエルが決定したため、パレスチナ自治政府が反対集会。「殉教者」への支援は止めないと主張。(P)

＊放火テロに対抗してイスラエルがガザへの物資や燃料の供給を制限していることを、国連が「人道危機を招く」と非難。エジプトもガザへの物資供給を制限している。左派ＮＧＯは封鎖の緩和を要求。(P)

＊シリア南部の反政府勢力支配地ナワに、政府軍が集中的な空爆を行い、十数人の市民が死亡。数千人がイスラエル国境方面へと避難。(P)

＊ネタニヤフ首相を当選に導いたと言われる、オーストラリア人富豪のガトニック氏が、次の首相としてシャケド法相を推薦していると報じられたあと、法相も「いずれ首相を目指す」との考えを表明。(P)

＊パキスタン系英国人の作家シャムシー氏が、自分の作品のイスラエルでの翻訳出版を拒否すると宣言。イスラエルボイコットＢＤＳ運動に同調。他にも左派の作家らがイスラエルでの翻訳出版を拒否。(H)

＊イスラエルで働くパレスチナ人から徴収した雇用保険のうち、使われずに残った約４億シケルを、検問所施設の改修などに活用へ。(H)

＊昨年１０月にパレスチナ人テロリストに殺害されたシュメリング氏を記念するシナゴグ建設のために、同氏と親交のあった複数のパレスチナ人が寄付をしている。その中にはガザに住む実業家も。(Y)

＊イスラエルの企業が開発した抗がん剤「トゥーカド」が米国で認可。この薬品名は祭壇の火に関する聖書の言葉から取られている。(P)

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2018年　7月19日（木）
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＊８時間の激論の末、僅差で民族国家法が成立。賛成６２、反対５５、棄権２だった。ネタニヤフ首相は「国家存立の原則を法律にした」と自賛。アラブ政党は「民主主義が死ぬのを見た」と非難。(P,H,Y)

＊エジプトの仲介により、ハマスが放火テロの停止に応じたとの報道。人道危機に直面するガザ市民は戦争に反対だと見られている。(P)

＊ハマス高官が、エジプトの仲介提案を受け入れてファタハとの和解を進める考えを表明。ファタハは昨年からガザ地区への厳しい経済制裁を続けている。困窮したハマスは制裁の即時解除を要求中。(P)

＊養子を迎える権利を独身女性に認めるが、独身男性と同性愛カップルには認めない養子法が成立。テルアビブで数百人が抗議デモ。(P,H)

＊西岸地区のベドウィン村カーン・アル・アフマルの移設中止をＥＵがイスラエルに要求。同村の建設費の一部はＥＵが支援している。(P)

＊フェイスブックのザッカーバーグ氏は、表現の自由を尊重してホロコースト否定論者の主張の削除をしないと決定。ただし、特定民族や個人への攻撃を呼びかける投稿に対する警告の可能性は残した。(P)

＊米国が離脱後も、核合意継続を目指す欧州諸国に、イランは商取引の拡大を要求しているが、ヨーロッパ投資銀行の頭取は「リスクが大きいイランとの取引に投資する銀行は無いだろう」と悲観的発言。(Y)

＊エルサレムに宗教シオニストと超正統派ラビが集まり、リクード党のニシム議員が提案する改宗法に反対する集会。新法は改宗手続きを国が管理するものだが、ラビらはチーフラビの専管事項だと主張。(H)

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2018年　7月20日（金）
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＊成立した民族国家法を、ＥＵなどが「二国家共存に有害」と批判。米国のユダヤ人も「イスラエルと離散地のユダヤ人の関係を悪化させる」等と非難。パレスチナ自治政府は「宣戦布告だ」と反発。(P,H)

＊ハンガリーのオルバン首相がイスラエルを訪問。リブリン大統領と共に虐殺記念館を訪れ、世界の反ユダヤ主義と戦うことを宣言。(P,H)

＊無許可で結婚式を司式した疑いで、保守派ユダヤ教のハユン師を警察が逮捕。多数の政治家やラビが、ユダヤ社会を分裂させると懸念の声。イスラエルでは保守・改革の両派は公認されていない。(P,H,Y)

＊６月末にパリで行われたイラン反政府勢力の会議で、イランによる爆弾テロ未遂があったもよう。イスラエルが得た情報を独、仏など関係国に流し、各国がイラン人外交官を含む関係者を逮捕した。(H,Y)

＊米領事が自治区のナブルスを訪問予定だったが、中止させたとパレスチナ自治政府が発表。自治政府は、昨年に米国がエルサレムをイスラエルの首都と宣言して以来、米国との接触を全面拒否している。(P)

＊議会で可決された養子法が、独身男性と同性愛カップルに親権を与えないことをイスラエルの文化人らが相次いで批判。ネタニヤフ首相のシェフでもあるセゲヴ氏も「状況は変化すると信じる」と発言。(P)

＊性的少数者（ＬＧＢＴ）の人々は、新養子法に対する抗議行動を計画。日曜日には、テルアビブとエルサレムで大規模なデモを行う。(Y)

＊国防軍がガザ南部で放火風船を飛ばしていたハマスのメンバーを空爆、１人が死亡した。ハマスは２発の迫撃砲でイスラエルに反撃。(Y)

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