実際に配信されるニュースは、ヘッダー／フッターがつき、画面表示とは多少イメージが異なります。また、キーワードへのリンクは、自動発生ですので一部に不適切なものがあります。あらかじめご了承下さい。

****************************************************
2020年　10月11日（日）
****************************************************
＊今週から、全土で徐々に封鎖緩和へ。１３日にはコロナ対策閣議が開かれ緩和方針が決まる予定だが、大幅な緩和は来週日曜以降だと、保健省の報道官。封鎖期間中に警察は７５２３件の違反を摘発。(P,H)

＊コロナ治療中人数は６２２０６人、死者は１９４１人に。自治区の治療中人数は西岸地区で５５４７人、ガザで１５５７人となった。(H)

＊封鎖緩和と事業の再開については様々な意見の違い。自分の提案が却下されたリクード党のサアル議員は、議会の委員会から辞任。(H)

＊パレスチナ自治政府のアッバス議長が世界ユダヤ会議のラウダー議長と西岸地区で会談したとの報道。詳細は不明。ラウダー氏は昨年も米でアッバス議長と会談。和平交渉の再開を試みているもよう。(P,Y)

＊ネタニヤフ首相はエチオピアの首相と電話会談し、コロナで中断していたエチオピア系ユダヤ人の帰還を再開させる方針を伝えた。帰還を待つ１万３千人のうち、約２千人をすぐに帰還させるもよう。(Y)

＊ナゴルノ・カラバフ自治州を巡るアゼルバイジャンとアルメニアの領土紛争は、ロシアのプーチン大統領の仲介で、モスクワで停戦交渉が行われ、一時停戦が成立したが、すぐ崩壊し双方が非難の応酬。(P)

＊国際原子力機関のグロッシ事務局長が、イランはウラン濃縮を進めているが核兵器製造に十分な濃縮ウランを保有していないと説明。(P)

＊呼気中から約３０秒でコロナが検出できる手法を、インドとイスラエルが共同開発中。「数日で」実用化できると、在インド大使が発言。インドで４つの方式の試験を重ねており、有効な方式を選択中。(P)

****************************************************
2020年　10月12日（月）
****************************************************
＊コロナ治療中人数は減少して５９８４５人、ただし新規感染者数が減った要因の一つは検査が少なかったこと。死者は１９８０人に。(H)

＊リトアニア系超正統派共同体のカニエフスキー師とエデルステイン師は、宗教学校の再開方針を撤回し、政府方針に従うもよう。(H,Y)

＊ＵＡＥとの平和条約は今日、閣議にかけられ１５日に国会で投票になる見込み。バーレーンとの合意の投票日程は決まっていない。(P)

＊青白党の一部メンバーはビジネス再開を主張していたが、保健省は新規感染者数が２千人以下になるのを待ってからビジネスを再開すべきだとの考え。封鎖緩和の方針は１３日の閣議で話し合われる。(P)

＊口をおおわないタイプの人工呼吸器から、医師と看護師の計３人がコロナに感染した可能性があるとの報道。病院は一部屋での呼吸器使用台数を制限へ。呼吸器病棟でスタッフが感染するのは珍しい。(P)

＊イスラエル民主主義協会が、１３か国のコロナ禍によるデモ規制を比較。国によって様々な規制があるがイスラエルは厳しいと指摘。(P)

＊秋の祭に合わせ封鎖が行われたことに怒り住宅相を辞任したリツマン氏が、復帰を希望しているとの報道。同氏は副住宅相に就任か。(P)

＊ラマラ付近の難民キャンプで、イスラエル兵とパレスチナ人の衝突があり５３人が負傷。国防軍はキャンプの３人を逮捕したという。(H)

＊イスラエルで最高齢のスレイマン氏が１１７歳で死去。１９０３年にイエメンで生まれ、１９４９年に帰還、国防軍にも従軍した。妻の亡き後は一人暮らしを続け、毎日シナゴグに通っていたという。(Y)

****************************************************
2020年　10月13日（火）
****************************************************
＊イスラエルで行われた世論調査によると、６３％がトランプ米大統領の再選を望むと回答。バイデン氏の当選を望むのは１９％。５１％はバイデン氏が大統領になると両国関係に悪化すると見ている。(P,Y)

＊コロナの累積死者が２０２１人。治療中の人数は５３３２７人、自治区では西岸地区が５０９３人、ガザで１６１０人となった。(H,Y)

＊感染の鎮静化を受け、政府は自宅から１キロ以内の行動制限の撤廃、顧客と接触しない事業の再開、レストランでのテイクアウト許可、ビーチや自然公園の再開、６歳以下の教育施設の再開を検討中。(P,Y)

＊２週間続いた大規模抗議デモの規制が今日で解除。規制解除を求める最高裁での訴えは意味がなくなり、聴聞会も中止になった。(P,H,Y)

＊昨日から冬季国会が始まり、リブリン大統領が開会演説。難航している２０２１年の予算の早期成立を求めた。それに続いて、ネタニヤフ首相、野党第一党のラピド氏、レヴィン議長らが演説した。(H)

＊イスラエルとＵＡＥの平和条約の審議の際、神殿の丘に関する合意内容をすべて公開するよう、ヤミナ党のスモトリッチ議員が要求。(P)

＊コロナの死者数が２千人を超えたことを受け、活動家らは２千個のＬＥＤキャンドルを、エルサレムのパリ広場で灯し、犠牲者を追悼。コロナ禍は政府の失敗だとして、審議会の設置と調査を要求した。(P)

＊「カヤパ」の銘があるエルサレムの古い墓で３０年前に発見され、キリストの十字架の釘だとも噂された２本の釘から人骨と木材の痕跡を検出。しかし木材は高価な杉材で十字架ではないとの指摘も。(H)

前の号へ

次の号へ