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2022年8月 7日(日)
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*金曜にイスラエル国防軍ガザイスラム聖戦の施設に対する攻撃を開始し、軍事指導者のジャバリとマンスールらを殺害した。(P,H,Y)

ガザ側は、イスラエルの空爆で24人の死者が出ていると発表。そのうち子供4人を含む9人は難民キャンプでの爆発によるもの。国防軍は、それがイスラム聖戦の誤射だと示す証拠の映像を公開。(P,H,Y)

イスラム聖戦は金曜夜から断続的に350発以上のロケットをイスラエルに向けて発射したが、94発はガザ域内に着弾。住宅地に向かったものはアイアンドームが迎撃した。中部地域にも警報。(P,H,Y)

*米政府の報道官であるキルビー氏は、ガザとの戦闘勃発を受け「バイデン政権はイスラエルを全面支持する」と発言したが、双方に自制を呼びかけ。在イスラエルのニデス米大使も同様の発言を行った。(H)

ガザでの戦闘を止めるため、国連とエジプトが仲介工作を開始。エジプトのシシ大統領は仲介を行うと発表し、代表団を派遣した。(P,H)

ガザでの軍事作戦の開始の後、ラピド首相は野党筆頭のネタニヤフ氏を安全保障状況の会議に招待。同氏は今まで、現政権を認めず出席を拒否してきたが、今回は参加するもよう。会議は今日の予定。(P,Y)

*昨日は国内各地で、アラブ系市民の政党や左派政党など数百人がガザ攻撃作戦に反対するデモ。デモはラピド首相の自宅近くでも。(P,Y)

*今日は神殿崩壊を嘆くティシャベアブ。ラピド首相は神殿の丘へのユダヤ人の訪問規制は行わない考え。極右のベングビル氏は「テロに屈することはできない」として今朝、神殿の丘に上る予定。(P,H,Y)

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2022年8月 8日(月)
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*エジプト、カタール、国連が関わって停戦交渉を進め、ハマス指導者のハニエイスラム聖戦に停戦するよう圧力をかけた結果、ガザの停戦が成立。イスラエルは、エジプトの仲介に謝意を表明した。(P,Y)

ガザでの停戦は当初、午後8時とされたが、延期され午後11時半に。停戦直前には約50発のミサイルがガザから発射された。(P,H,Y)

イスラム聖戦は収監中の幹部の釈放を要求したが、イスラエルは議題にすることだけに合意したとエジプト政府関係者。一方イスラム聖戦は、幹部の1人が数日で解放されると発表。イスラエルは沈黙。(H)

ハマスイスラム聖戦に連帯を表明しただけで、戦闘には参加せず。疲弊したハマスは戦争を避けたい上に、対立勢力として台頭するイスラム聖戦の弱体化はハマスにも好都合との事情があるためか。(P,H)

*アイアンドームは初配備された10年前は迎撃成功率75%だったが、今回は95%を達成したと国防軍が発表。イスラム聖戦ハマスと違って多数のミサイルを同時発射できないため、迎撃も容易。(P,Y)

国防軍ガザの2ヶ所の検問所を閉鎖したため、ガザの発電所は燃料が届かず停止に。ガザは一日4時間しか電力が供給されない。(P)

*米ユナイテッド航空のテルアビブ便のパイロットが、「テルアビブで夜間外出禁止令が出た」と主張し乗務を拒否。出発が翌日に。(P)

*在イスラエルのウクライナ大使が、ガザからのロケット攻撃を受けるイスラエルに連帯を表明。同大使はロシアの侵攻時にイスラエル政府がロシアを名指しで非難しなかったことに抗議したことがある。(Y)

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2022年8月 9日(火)
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イスラム聖戦との戦闘は3日間で終了し、停戦は継続中。ラピド首相はテレビ放送で「軍事作戦は目標を全て達成した」と称賛。(H,P,Y)

*今回の軍事作戦に右派から左派まで幅広い支持。ラピド首相の支持率は上昇したが、ネタニヤフ氏の首位は揺るがず。しかし現政権陣営への支持が回復し、ネタニヤフ陣営は過半数を割るとの予想に。(P,H)

ガザから3日間に発射されたミサイルは1100発、うち200発はガザ内に着弾し多数が死傷。イスラエルの市街地に達するものの大半は迎撃に成功。一部は民家を直撃したが、死者は出なかった。(P,Y)

*ラピド首相は昨夜、エジプトのシシ大統領と電話会談を行い、仲介の労に感謝。周辺のアラブ諸国との関係改善についても意見を交換した。また両首脳は、パレスチナの経済を改善する必要性で一致。(P,Y)

パレスチナ側は今回の空爆による死者は44人で、15人は子供だと発表。国防軍の集計では死者は35人で、民間人は11人。(H,Y)

イスラム聖戦は、先週逮捕されサアディと、ハンスト中のアワウダの解放が停戦条件であり、彼らは解放されると発表。イスラエルは「解放の合意はしていないが、協議には応じる」と説明している。(P)

*16ヶ月に及ぶイラン核合意復帰交渉が終結し、各国代表が「最終文案」を持ち帰り検討へ。イランが承認するかどうかは不明。(H,Y)

*国際人権団体アムネスティが、ウクライナ軍は民間施設の付近からロシア軍を攻撃したと強く非難する報告書を発表。それなら、ガザの武装組織を非難しないのはおかしいと、イスラエルから疑問の声。(P)


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