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イスラエルメールマガジン 最新号


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2021年 4月4日(日)
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*ヨルダンの前皇太子であるハムザ王子が自宅軟禁に。関係者約20人も逮捕。同王子は現国王の腹違いの兄弟で、一時は王位継承者だった。現アブドラ国王に対してクーデターを企てた疑いだという。(P,H,Y)

*ヤミナ党のベネット党首は金曜日にネタニヤフ首相と首相官邸で会談し、土曜には有未来党のラピド氏と会談。両陣営ともに過半数を得られず、まだ態度を決めていないベネット氏の動向は重要な鍵。(P,H)

ネタニヤフ首相は6日の会議で国際刑事裁判所ICCの調査への対応方針を決める予定。回答期限は9日。イスラエルはICCの管轄権を認めていないが、調査に応じれば管轄権を認めることになる。(P,H)

*ブリンケン米国務長官が、アシュケナジ外相と電話会談。パレスチナ人の権利に支持を表明し、二つの民族の平和共存を求めた。(P,H,Y)

*米議会議事堂に車両による襲撃があり警官2人が死傷。25歳の運転者も病院で死亡した。犯人は反ユダヤ的黒人至上主義者か。(P,H)

*トルコでは中国製ワクチンを1600万人が1回目接種、700万人が2回目接種を終えているが、次はファイザー社製を接種へ。(H)

*先週の聖金曜日、エルサレム旧市街では、巡礼者たちが十字架を担いで行進。ワクチン接種が進み感染者が減少し、行事が可能に。(P,Y)

*コロナの新規感染者は一日464人まで減少。重症者は351人で、うち177人が人工呼吸器など生命維持装置を着用している。(Y)

*昨夜は過越の祭の終りを記念して即席のパンを食べるミムナの祭。モロッコ系ユダヤ人の祭だが、近年はイスラエルの国民的行事に。(P)

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2021年 4月5日(月)
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*新希望党のサアル氏は、誰を首相候補として支持するかを明かさなかったが、ネタニヤフ氏以外の人物の政権樹立を支持する考え。(H,Y)

*極右政党の宗教シオニズム党のスモトリッチ党首は、ヤミナ党のベネット氏に、ネタニヤフ氏を首相に推薦するよう呼びかけ。右派であるヤミナ党は、左派政権に参加するべきでないと主張した。(H,Y)

*7月9日に7年の任期を終えるリブリン大統領の後任選挙は6月9日までの間に行われる予定だが、ネタニヤフ首相を次期大統領にする案が浮上。ネタニヤフ氏が大統領になりたいなら当選は確実か。(P)

ガザ地区ではコロナの感染率が急上昇しており、日曜日の新規感染者数は過去最高の1628人に達したと、ガザの保健省が発表。(H)

*ヨルダンのハムザ王子によるクーデター未遂事件に、元モサド工作員が関係していたとの報道。本人はモサドとは無関係だと主張。(P,Y)

国防軍が新鋭偵察機「オロン」の導入を発表。8年かけて開発され、悪天候下でも目標を発見できるセンサーを搭載している。(P,H,Y)

*コロナの沈静化により国会は徐々に正常化。6日には新議員の宣誓式が行われる予定で、来賓も招かれた。記者会見場では距離を取って座らなければならないが、グリーンパス所有者でなくても入場可。(P)

国防軍は、屋外で訓練を行う部隊と、戦闘部隊などを中心に3か月間の限定でマスク使用停止を実験へ。ただし90%の隊員がワクチン接種を終えている事を条件とし、互いに距離を取ることは継続。(H)

*8日のホロコースト記念日を前に、虐殺記念館が1941年夏のナチスによるソ連侵攻後のユダヤ人の運命をオンライン展示で紹介。(P)

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2021年 4月6日(火)
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*首相の汚職事件の裁判が始まり、検察官は「自身の権限を悪用し、違法な利益を与えてメディアに影響を与えた」と首相を断罪。メディアの幹部は首相が不当な圧力をかけてきた様子を赤裸々に証言。(P,H)

ネタニヤフ首相は汚職事件の公判後、記者会見で裁判に強く反発。検察官は権力を乱用し「クーデター」を企てた等と非難した。(P,H,Y)

*リブリン大統領は、議席を得た13政党から首相について意見を聴取。ネタニヤフ氏を支持した政党は計52議席、ラピド氏支持は計45議席。ヤミナ、新希望党、アラブ政党はどちらも支持せず。(P,H,Y)

*ファイザー社は、イスラエルが最後の250万回分のワクチン代金を支払わなかったとして、ワクチンの出荷を停止。イスラエル政府は政権内の混乱で必要な支出の承認ができない状態になっている。(P)

*ヨルダンで自宅監禁されているハムザ王子は、外の世界との連絡を禁じる命令は守らないとの声明を出していたが、国王の叔父であるハッサン王子と会い「国王と皇太子を支持する」との書簡に署名。(H,Y)

ネタニヤフ首相は、独立戦争の犠牲者を追悼する式典で、イラン核合意の復活に懸念を表明。攻撃されれば反撃するとイランに警告。(P)

*コロナ対策責任者のアシュ氏は、屋外でのマスク着用義務を来週から解除すると発表。屋内や多数の集会は着用義務を継続する。(H,Y)

*コロナ禍中は減っていた自動車の盗難が増加していると、防犯関連企業が発表。年初から27の自動車盗グループが摘発されている。(P)


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