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2019年　12月18日（水）
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＊シリアにいるイラン系武装勢力に対する軍事攻撃を強化する手続きに入ったとベネット国防相が発言。シリアからイラン系勢力を一掃することを目指す。イランから報復攻撃を受けるリスクもある。(P)

＊レビヤタン・ガス田の運用差止めを求め、環境保護団体がエルサレム地裁に訴え。健康上危険な排ガスの対策が不十分だとの理由。(P)

＊メレツ党のシャフィール議員が、来年３月の総選挙に向けて、新たな緑の党を設立して出馬すると発表。左派ブロック強化が狙い。(P)

＊中東諸国を歴訪中のハマス指導者のハニエが、トルコの次にカタールを訪問し、アル・サニ首長と会談。トルコとカタールは同盟関係にあり、両国ともイランの代表を受け入れガザのハマスを支援する。(P)

＊ハヌカの祭に使うハヌキヤ（９枝の燭台）の大型のものを、オランダのクリスチャン団体がガザ境界に近いスデロット市に寄贈した。(P)

＊超正統派を紹介する番組に、アシュドド在住のロットナーさんが登場。彼女は超正統派の名門の生まれで、３人の子があり「超正統派のフェミニスト」として知られる。ユダヤ教を進化させたいと語る。(H)

＊エルサレム近郊のベイト・シェメシュで、約３千年前の神殿跡を発掘中に机状の巨石を発見。「契約の箱」が置かれた台との見方も。もし仮説が正しければ、契約の箱に関する考古学上の重大発見に。(H)

＊米フォーブス誌が選んだ世界の２０の都市にテルアビブが入った。「古代の歴史と現代の生活がある」などとして高く評価された。(Y)

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2019年　12月19日（木）
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＊ネタニヤフ首相が起訴されても首相留任は可能とする司法判断はすでに示されているが、新政権の構築についての見解表明を求める訴え。司法長官は昨日に見解を表明する予定だったが、金曜に延期。(P)

＊シンベトがＰＦＬＰの５０人のメンバーを逮捕し、大量の武器を押収。８月に１７歳の女性を殺害した容疑者３人も含まれている。(H,Y)

＊シリアではイランの支援を受けた武装勢力が活動しているが、シリア介入はイランにとって「ベトナム戦争」のように国力を消耗させる高いなるだろうと、ベネット国防相が北部国境視察中に発言。(Y)

＊リクード党の中央委員会は今日、次の選挙に向けて候補者を決める予備選挙を行うかどうかを判断へ。ネタニヤフ首相は予備選挙を行って、政敵のサアル氏を議会に入れさせないように画策中との報道も。(P)

＊国連で「パレスチナが自国の権利を維持する」決議に投票が行われ、賛成１６７、反対５、棄権１１。通常はイスラエル支持のカナダも賛成。カナダは「二国共存案を支持する」という立場を表明した。(P)

＊トルコがロシアと共同でリビアへの介入を画策中。地下資源が狙いか。トルコは最近、地中海東部の地下資源について、周辺国を無視してリビアの分裂政府の一つと境界線を決定。周辺国は反発している。(P)

＊９月１４日のサウジアラビアの石油施設への攻撃は、イエメンにいるイランの精鋭部隊が実行したと、ＣＩＡの元職員ロール氏。同氏は現在「イラン核武装に反対する同盟」という非営利団体の顧問。(H)

＊イスラエルとオーストリアの学者が、カルメル沖の海中に７千年前の集落跡を発見。その後に海面が急速に上昇し、水没したもよう。(P)

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2019年　12月20日（金）
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＊昨夜ハマスからガザ付近のキブツにロケット攻撃。空き地に落ちて被害は無し。スデロット市にもロケット攻撃があったがアイアンドームが迎撃した。国防軍はガザ南部のハマス施設に報復の空爆。(P,H)

＊ベネット国防相とシャケド元法相は、来年３月の総選挙でも新右翼党で出馬する方針を表明。同党は９月の総選挙で３議席を獲得。(H,Y)

＊トランプ大統領の弾劾裁判を始める決議が米下院で行われたが、世論調査によると賛否両論。民主党支持者は大統領罷免を支持。(P)

＊米下院で可決された予算では、イスラエル―パレスチナの二国共存に関する支援が復活。人道支援や治安維持、交流プログラムなど。(P)

＊シンベトが、ハマスのメンバーを雇ってミサイル発射の妨害活動をさせようとしていたが失敗したとの報道。候補者のハマスのメンバーと接触していたところ、二重スパイだった事に気付いたという。(P,Y)

＊イスラエルのスパイウェア会社ＮＳＯグループが、パキスタン政府高官らの携帯への侵入に関わっていたと英紙が報道。かなりの数のインド政府高官らも、同じスパイウェアで監視されているもよう。(H)

＊パレスチナの通信会社は４Ｇや５Ｇの無線通信導入を目指しており、国連も支持しているが、イスラエルは周波数を割当てていない。新政権が成立しないと割当ができないと、イスラエル政府は説明。(P)

＊ガザのキリスト教徒９５０人がクリスマスにベツレヘム巡礼を申請しているが許可は１００人だけ。キリスト教徒らはイスラエル政府に条件緩和を要請。カトリックもイスラエルに配慮を求めている。(H)

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