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2020年　4月12日（日）過越の祭　４日目
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＊ガンツ氏に与えられた政権交渉の期限は月曜まで。ガンツ氏は期限の２週間延長をリブリン大統領に求めているが、リクード党の閣僚らは反対。ネタニヤフ氏に交渉権を回すよう大統領に要請中。(P,H,Y)

＊コロナ関連の特別閣僚委員会で、エルサレムの一部で１５日まで厳しい行動制限を行うことを承認。対象の多くは超正統派地区。(P,H,Y)

＊米国から昨日帰国した７０人がタクシーで帰宅。ネタニヤフ首相は、全入国者の監視体制を整えるまで全航空便を停止すると発表。(H)

＊検査試薬の不足でコロナの検査数が伸びず、先週は５千件前後。先週日曜の検査数は９千人以上だった。現在の感染者数は１０７４３人、死者１０１人、重症者１７５人。回復したのは１３４１人。(P,H,Y)

＊保健省は、今日から外出時にはマスク着用を義務づけると発表。４月末までに感染者数は数万人になる可能性があると警告した。(H,Y)

＊ワイツマン研究所が１日約千件のコロナウイルス検査を引き受ける。政府は全国で毎日数万件の検査体制を整えるのが政府の目標。(Y)

＊政府がコロナ対策のため医療資材を緊急輸入。マラリヤ治療薬のクロロキンの原材料をインドから購入し、製品も別の国から確保。(P)

＊レバノンではコロナ危機で食料輸入が停滞。同国は元々貨幣価値が半減する経済危機で、複数の供給元が輸出を渋っているという。(H)

＊コロナに感染した２９歳の超正統派男性が、回復者の血漿輸血を受ける治療を受けた。症状は重症ながら安定したと保健省が発表。(P)

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2020年　4月13日（月）過越の祭　５日目
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＊１７年前までセファラディのチーフラビを務めたバクシドロン師がコロナで死去。７９歳。葬儀は子供たちだけで執り行うので、一般の人々はネット中継で「参列」するように、遺族らは呼びかけ。(P,H,Y)

＊リブリン大統領は１３日夜で政権交渉を打切り、次にネタニヤフ氏に交渉権を与えず、誰でも政権が作れる期間に移行すると宣言。これを受け、ガンツ氏とネタニヤフ首相のチームは交渉を再開した。(P,H)

＊汚職で起訴されているネタニヤフ氏に政権を構築させるのは違法だとする訴えを最高裁が却下。リブリン大統領が現にネタニヤフ氏を指名していない以上、仮定の訴えは受付けないとの理由で門前払い。(Y)

＊コロナ感染者の増加のペースが落ち１１１４５人に。死者は１０５人。保健省は、感染の抑制に成功したと分析。しかし超正統派地区で再燃の可能性も。失業率が急上昇し、百万人が失業保険を申請。(P,H,Y)

＊ハマスが兵士２人の遺体と民間人２人を解放し、イスラエルは囚人を解放するとの交渉が進行中。イスラエルは釈放する囚人を検討している。加えて医療機器と人道支援物資を提供するとの情報も。(H,Y)

＊国防軍が、コロナ検査を行う検査機器などをＷＨＯ経由でガザに提供すると発表した。ガザでは検査機器も医療設備も不足している。(P)

＊ヘブライ大学の研究者が、現在のＰＣＲ検査よりも高速に、安価でウイルス検査を行う方法を開発。資材も国内で調達できるという。(P)

＊在イスラエルのフリードマン米大使が西壁で祈りをささげたが、保健省の規定に反して１３人が参加。西壁のラビが招待したという。(H)

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2020年　4月14日（火）過越の祭　６日目
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＊ネタニヤフ首相とガンツ氏は、統一政権樹立に向けた交渉を続けていたが昨夜の段階ではまとまらず。両氏はリブリン大統領に期限延長を申し入れ、大統領はガンツ氏の交渉権を水曜夜まで延長。(P,H,Y)

＊コロナ感染者は１１５８６人、死者は１１６人に。政府は先週から続く厳しい全土封鎖を、過越の祭が終わる１６日まで継続すると決定。祭の終りを祝うミムナの行事に人が集まる事を防ぐため。(P,H,Y)

＊入植地委員会が、ネタニヤフ首相による右派政権の構築を目指し野党の２人の議員に働きかけ。入植地の併合が進まないことを懸念。(P)

＊ベネット国防相とシャケッド元法相が率いる右派政党が、ネタニヤフ首相の右派連合から離脱すると発表。青と白党との連立に反発。(Y)

＊最新の世論調査による議席予想は、リクード党が４０議席に対して、分裂した青と白党は１９議席。ラピド氏らの党は計１０議席。(H)

＊欧州各地のユダヤ人共同体は、密集して暮らし医療アドバイスを軽視する等の要因で、コロナウイルスへの感染が拡大中。ユダヤ人共同体が感染源と見られる懸念が強まっており、ユダヤ人らは困惑。(P)

＊モロッコに住むユダヤ人の中でコロナ感染者が急増し、１３人が死亡。フランス系ユダヤ人が結婚式に参列して感染を広めたもよう。(H)

＊今年は降水量が多く、ガリラヤ湖の水位は満杯まであと２１センチだと水資源局が発表。これほどの水位になるのは２００４年以来。(P)

＊超正統派のインターネット使用率が、封鎖で急上昇し５０％に達したと接続業者が発表。超正統派は過半数が働いており、職場ではネットを使用しているが、家での使用は今までラビに禁じられていた。(P)

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