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2021年10月20日(水)
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*サアル法相が、起訴されている人物の政権樹立を禁じる法案を公開。ネタニヤフ氏の政権樹立を妨害するのが目的。マンデルブリット司法長官は賛成、ヤミナ党のシャケド内相は反対、首相は沈黙。(P,H,Y)

*東欧のモルドバからイスラエルに帰国した少年が、デルタ株の新たな変異種AY4.2に感染していたため隔離中。この株は英国をはじめヨーロッパ各国で発見されているが、特徴はわかっていない。(P,Y)

*米上院の外交委員会が、在イスラエル大使としてニデス氏を任命。経済関係の出身でオバマ政権時に国務省副長官を務めたユダヤ人。(P)

ヘブロンでアラブ人と国防軍が衝突し、兵士1人が投石を受けて負傷。また、エルサレムのダマスカス門付近でも暴動が発生し、多数の逮捕者と負傷者。バスへの投石で運転手と16歳の乗客が負傷。(P,H)

*UAE大使とバーレーン大使が、エルサレムでベネット首相と会談。ベネット首相にUAE皇太子からの招待の意向が伝えられた。(Y)

*有名人の海外隠し資産を暴露する「パンドラ文書」から、東エルサレムの不動産を所有するイスラエル人入植者が、英領バージン諸島の会社名義にすることで、税金などを免れていることが判明した。(P)

*政府は学級閉鎖を最小限にする「グリーン教室」プログラムを拡大へ。しかし、プログラムに参加した学校でも保護者の多くは自宅での抗体検査を行わず、報告も集まっていないため効果には疑問もある。(H)

*月曜の新規感染者は701人で、陽性率は1.31%。現在の重症者数は354人で、うち152人が人工呼吸器を装着している。(Y)

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2021年10月21日(木)
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ネタニヤフ氏の政権樹立を妨害する法案に、野党のアラブ政党、ジョイントリストのオデー党首が賛成を表明。しかし、アラブ系ラアム党のアッバス党首と、ベネット首相は賛否について沈黙している。(P)

*ファイザー製ワクチンを接種した医療関係者に、8ヶ月後に3回目接種を行うと、抗体が5倍になるとイスラエルの医療機関が報告。(P)

*左派団体が9月にイスラエル国内で行った調査で、ラピド外相の外交への満足度はネタニヤフ時代に比べて低いことが判明。米政権がトランプ政権からバイデン政権に変わり、対米関係の悪化も影響か。(P)

*エジプト軍が、シナイ半島北部のガザ付近やスエズ運河付近の防衛を強化。監視塔や検問所、駐留拠点、警備用の舗装道路などが設置されている。イスラム原理主義勢力の居住地なども破壊している。(P,Y)

*UAEのモハメド皇太子がシリアのアサド大統領と会談。UAEは米国の同盟国だが、シリアのアサド政権との関係も強めている。(P,H)

*シリアのダマスカスで爆破事件があり、兵士14人が死亡。政府軍はイドリブ県の反政府勢力拠点に報復空爆、8人が死亡か。現地はシリアとロシアがトルコと支配権を争う地区で、衝突拡大の懸念も。(H)

*医師らが26時間シフトに反対して辞表を提出し、1週間にわたりストを続けていたが、ホロウィッツ保健相との間で妥協が成立。(Y)

*火曜朝にクレタ島付近で発生した地震で、イスラエルでも揺れが感じられたため地震対策が話題に。専門家は近い将来にヨルダン渓谷で巨大地震が発生すると予想するが、対策は遅々として進まない。(Y)

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2021年10月22日(金)
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*11月からワクチン接種済みの観光客の入国を認めることが決まっているが、ベネット首相とホロウィッツ保健相が詳細で合意。コロナ回復、あるいは各種ワクチン接種後180日間は入国が可能に。(H)

*イスラエルの「国際法違反」を非難するようEU議会に求めるロビー活動に、与党であるメレツ党のラズ議員が協力していたことが判明。ベネット首相はこの件に関してコメントを求められたが拒否。(P)

*トルコが15人のスパイを摘発したと現地メディアが報道。モサドと協力した7人のパレスチナ人が逮捕されたとの報道もある。(H,Y)

*新たなコロナ変異種AY4.2の感染者をさらに5人発見したと、保健省が発表。帰国者かどうかなどの情報は報じられていない。(H,P)

テルアビブ市は、同性カップルを含む未婚のカップルの登録を開始すると発表。イスラエルでは初。夫婦と同等の特典が与えられる。(P)

*イスラエル政府が、西岸地区の既存入植地に3千戸の住宅を建設する計画を承認。バイデン政権となってから入植地の建設承認は初。またC地区内で、パレスチナ人住宅1300戸の建設も承認された。(Y)

エルサレムのシロアムの池につながる地下下水道の遺跡発掘現場で、第二神殿時代の紫水晶の印章を発見。図柄は聖書に登場する「乳香」の木で、この木に関する最古の考古学的資料としての意味も。(P,H)

*米国のアリゾナ州で活動している正統派ラビ親子が、実は福音派キリスト教徒だと反宣教団体が非難。ユダヤ系紙が取り上げたため、大きな問題に。ルター派の家庭で育ち、ユダヤ人でなかったという。(P)


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