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2022年10月 5日(水)大贖罪日(ヨム・キプール)
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*4日日没から、ユダヤ人が断食して悔改めるヨム・キプールの日に。ほぼすべての店舗や企業は休業し、公共交通機関も停止、道路を走るのは緊急車両だけとなる。シナゴグでは特別な礼拝がある。(解説)

*昨日、西岸地区のナブルスに入った2人のイスラエル人女性と子供ら計4人がパレスチナ武装勢力「ライオンの巣」に捕えられたが、自治警察国防軍に引渡し。4人がナブラスに行った理由は不明。(P,H)

*レバノンはイスラエルとの海上境界線の合意案について、いくつかの変更を要求していると、ヒズボラ系のメディアが報道。レバノン国会の副議長は、この要求で交渉が決裂することはないと発言。(P,H,Y)

*レバノンでは武装した預金者が銀行で預金引出しを要求する事件が4件発生。経済危機のため引き出せる金額が制限されているため。襲撃犯の1人は借金を抱え、留学中の息子に送金するため襲撃か。(P)

国防軍と警察は、ヨルダンからイスラエルへ60丁以上の武器を密輸しようとしたパレスチナ人1人と、アラブ系市民1人を逮捕。(P,Y)

*月曜夜、国防軍など治安部隊が西岸地区のビカとアマキム地区で9人の指名手配犯を逮捕し、武器を押収。負傷者は出ていない。(P,Y)

*ロシアからは帰還移民者が多数到着しているが、イスラエル国籍を持つダビド氏の妻子は入国できずトルコへ。同氏が「独身」と登録されていたため。妻は父がユダヤ人だというが、証拠書類が無い。(H)

*新約聖書にも登場するギリシャの古代都市ピリピ跡で、ヘラクレス像が発見されたと、考古学誌が報道。ビザンチン後期のものか。(P)

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2022年10月 6日(木)
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*昨日午後、エルサレムシナゴグで、ヨム・キプールの祈祷をしていたネタニヤフ氏が失神し、病院に救急搬送された。担当医師によると、容体は改善しているが、検査のためもう一日入院する予定。(P,H,Y)

アラブ系市民2人が、バット・ヤム市のユダヤ人数人に集団暴行される事件が発生。ヨム・キプールの時間に2人が市内に入ったところ、アラブ人だと見て暴行されたという。公安相は事件を非難。(P,H,Y)

*昨夜ナハリヤで銃撃事件があり18歳の住民が死亡、2人の親族も中等度の負傷。警察は道路を封鎖して犯人の捜索を続けている。(P)

*イスラエル政府は米国からの要請により今日午後に外交安全保障閣議を開催し、レバノンとの海上境界線の米仲介案を検討予定。(H)

パレスチナ自治政府は、最近活動を激化させている武装勢力「ライオンの巣」メンバーに自首を呼びかけ。武装解除すれば銃撃犯の追跡をやめるなどとして、家族などを呼び出し説得を試みている。(P)

*イラン国内で抗議デモが続く中、イランは国内とイラクにいるクルド人地区を標的とした攻撃を実施。イランのクルド人はここ数年間にイラクなどからイラン政府に反対する様々な活動を行っている。(P)

*ウクライナの首都キーウでは、ロシアがイラン製のドローンを使って攻撃を行ったもようで、複数個所で火災が発生。イランはロシアにドローンを供給したことを否定、ロシアはコメントしていない。(H,Y)

ヨム・キプール中も、イスラエルの治安部隊はハマスのテロリストの逮捕作戦。戦闘で数人が負傷し、1人が死亡。容疑者は自首。(P,Y)

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2022年10月 7日(金)
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*レバノンとの海上境界線交渉は、レバノンが新要求を出したためイスラエル政府は拒否。ガンツ国防相はコハビ参謀長らと協議した後、国防軍に北部での状況急変にも対応できるよう準備を命令。(P,H,Y)

西岸地区からイスラエルに逃亡し、カナダに難民申請をしていたパレスチナ人同性愛者のマラクヒアさんがヘブロンへ拉致され首を切られたことが判明。パレスチナでは遺体の写真がSNSで拡散。(P,H)

*OPECが石油の減産を決めたため、米国と西洋諸国はサウジアラビアに怒りを表明。石油価格の上昇で米中間選挙などにも影響か。(P)

*シリア北部の親アサド政権勢力の支配地で、米軍がヘリでIS拠点を攻撃、1人を殺害か。米軍は過去にもISメンバーに対する攻撃を行っているが、親アサド政権の支配地で攻撃を行うのは珍しい。(P,Y)

*反政府デモに対抗してインターネット閉鎖を命じた7人のイラン政府高官に米国が制裁を発動。イラン全土に広がる反政府デモで、数千人が逮捕、数百人が負傷、150人以上が死亡したとの情報も。(P,Y)

*スパイウェア企業のインテレクサ社がギリシャで個人情報法違反で起訴。同社はイスラエルの元諜報機関幹部のディリアン氏が所有。(H)

マアリブ紙が行った世論調査では、ネタニヤフ陣営が先週より2議席増やして61議席、現政権陣営は55議席で、一進一退の状況。(P)

*イスラエルの左派NGOのベツェレムは、ハーグの国際刑事裁判所のカーン検察官に、イスラエルがヤッタの数千人の住民を強制退去させるのを阻止するよう要請。強制退去は戦争犯罪だと主張した。(H)


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