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2021年　6月20日（日）
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＊ネタニヤフ氏がベネット首相と話し合い、首相官邸を７月１０日に退去すると発表。ネタニヤフ氏は、米政府の元高官や福音派指導者と首相官邸で会い、まだ首相であるかのようにふるまっていた。(P,H,Y)

＊バイデン米大統領がリブリン大統領を招待すると発表。リブリン氏は米国のユダヤ人共同体の指導者らとも会談予定。リブリン氏は７月７日に任期満了で退任し、ヘルツォグ氏が新大統領に就任する。(P,H)

＊４月末のラグバオメルの祭にメロン山で、４５人の超正統派が死亡した事件につき、調査委員会を設置する事を今日の閣議で決定へ。(P)

＊カイザリヤに近いビニヤミナで４５人の児童がコロナ感染。小学校で感染者が最初に発見された。９人は軽い症状があるが他は無症状。帰国した家族がインド（デルタ）株を持ち込んだ可能性がある。(P,Y)

＊イスラエルがファイザー社のワクチン１４０万回分をパレスチナに提供するとの発表があったが、提供するワクチンが期限間近のものだったことが判明し、自治政府が合意を解消。大きな政治問題に。(P,H)

＊イランの大統領選挙で、強硬派のライシ師が当選。６割以上の票を得たが、有力な対立候補は無く投票率は４９％と低迷した。(P,H,Y)

＊国際人権団体のアムネスティは、イランで大統領に選ばれたライシ師が人道に反する罪を犯した人物だと懸念。１９８８年、イランはライシ師主導で数千人の政治犯を違法に虐殺したと見られている。(Y)

＊東エルサレムのシェイク・ジャラーにある、ユダヤ人とパレスチナ人が所有権を争う建物でまた衝突が発生し、治安部隊が鎮圧した。(P)

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2021年　6月21日（月）
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＊昨日は新政権の初閣議。ベネット首相は、イランの核保有を阻止すべきと発言。イラン核合意の再開交渉は最終段階となっている。(P,Y)

＊複数の学校でコロナが集団発生し、ワクチン接種済の教員も感染していることを受け、主要閣僚が集まり対策閣議を開催。帰国者の隔離施設に２５０人の警官を配備し、空港での検査体制も増強。(P,H,Y)

＊シャケド内相は、ワクチン接種済の外国人の入国を７月１日から再開すると発表。国やワクチンの種類は保健省で調整中だと説明。(P)

＊コロナのデルタ株が増加しているため、ベネット首相は１２〜１５歳へのワクチン接種を進めたい考え。また、全ての出国者にアルゼンチン、ロシア、インドなど危険地域を訪問しない誓約を求める。(H)

＊イランのブシェール原子力発電所が、技術的な問題で緊急停止したと現地のメディアが報道。数日後に運転が再開される見通し。(P,Y)

＊ＥＵの提供した資金によって作られたパレスチナの教科書に、反ユダヤ主義的で暴力を推奨する内容があるとの報告をＥＵが発表。(P)

＊ＥＵのボレル外相が、ＩＭＦの支援で経済破綻を回避するようレバノンの指導者らに呼びかけ。同国は宗派対立で国が機能不全に。(Y)

＊イスラエルは今日からガザ地区の農産物等の西岸地区と国外への輸出を許可すると発表。ただし、イスラエルへの輸出は当面不許可。(Y)

＊昨日は２０１４年のガザ戦争の戦没者記念式典。ベネット首相はハマスに対し「イスラエルの忍耐は切れた」と語り、暴力に対して厳しく報復すると警告。２人の兵士の遺体も取り戻すと宣言した。(H,Y)

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2021年　6月22日（火）
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＊国防省が、小型飛行機に搭載したレーザーでドローンを迎撃する実験に成功したと発表。武器メーカーと国防省が協力。ミサイルなどに比べ、迎撃コストが安いのが特徴。早期の実用化を目指す。(P,H,Y)

＊カタールはガザへの３千万ドルの送金を申し出ているが、軍事転用されることを警戒し国連とイスラエルは慎重姿勢。ハマスは、送金が許可されないなら、再び武力闘争を起こすことも辞さないと警告。(P)

＊パレスチナの教科書が反ユダヤ的だとの報告を受け、ＥＵ地域拡大委員会のヴァルヘイ委員長が、支援を再検討すべきだと発言。(P)

＊西岸地区でイスラエルが管理するＣ地区へのパレスチナ人の入植に反対するデモが、違法入植地イヴヤタルなどで行われた。ネエマン委員長は「ユダヤ人は戦争に負けている」と徹底抗戦を主張。(P,H)

＊学校での集団感染を受け、保健省は１２〜１５歳へのワクチン接種を「許可」から「強く推奨」に転換。イスラエルでは、この年齢層の人口は約６０万人だが、現時点での接種者はまだ３万人以下。(P,H,Y)

＊月曜は８８人がコロナに感染し、ビニヤミナを含む地域が「黄信号」になった。国防軍はコロナ検査所の再設置の準備を開始。(H,Y)

＊西壁に改革派・保守派のための男女共用祈祷区画を設置する動きが、改革派ラビでもある労働党のカリヴ師の主導で再開。ネタニヤフ政権が５年前に設置を承認したが、正統派の妨害で中断していた。(H)

＊コハビ参謀総長が訪米中。米国防総省の高官らと会合し、アーリントン墓地で無名兵士の記念碑に花輪を手向ける式典に出席した。(Y)

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