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2021年　3月28日（日）過越の祭１日目
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＊昨夜から１週間にわたる過越の祭がスタート。出エジプトの事件を記念する祭で、最初の夜に祝われる「セデル」と呼ばれる過越の食事には家族が集まる。イエスの最後の晩餐は、過越の食事だった。(解説)

＊選挙の最終結果が確定したが、ネタニヤフ首相を支持する４党は合計で５２議席。ネタニヤフ陣営も反ネタニヤフ陣営も、連立政権構築に向けて交渉を開始しているが、前回同様に交渉は難航か。(H,P,Y)

＊現政権は暫定政権となっており、ガンツ氏が暫定法相となっているが、任期は４月１５日。マンデルブリット司法長官は、閣僚が空席にならないよう首相に要請。特に法相を早急に任命するように求めた。(H)

＊今回の選挙で当選した女性議員は、前回同様の３０人。政治コンサルタントのシュレーダー氏は、半数が女性であるべきだとしたが、前回から女性議員が減少していなかっただけでも良かったと発言。(P,Y)

＊中国とイランが２５年間の協力協定に調印。「両国の関係は新しい戦略的パートナーシップのレベル」と中国の王毅外相は述べた。(P,H,Y)

＊先週にスエズ運河で座礁した大型コンテナ船では、荷物を降ろす一方、船の下の土を取り除く作業中だが、強風のため作業は難航。その間にも多数の船が運河の両端で渋滞を起こしており、事態は深刻。(P,H)

＊過越しの祭の直前にスエズ運河が塞がったため、ＳＮＳでは「奇跡が起こってスエズ運河が分かれた！」など多くのユダヤジョーク。(P)

＊ブルガリアのソフィアで行われた新体操の世界選手権で、イスラエルの選手アシュラムさんが金メダル。特に芸術点で高得点だった。(P)

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2021年　3月29日（月）過越の祭２日目
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＊予想に反して４議席を獲得したアラブ系ラアム党のアッバス党首は、有未来党のラピド氏、リクード党カラ氏らと相次いで会談。リクード党内にはアラブ政党との協力関係について強い反対意見も。(P,H,Y)

＊ラアム党のアッバス党首は、有未来党のラピド氏と会談した際、政権に参加する場合の多くの条件を提示。イスラエルをユダヤ人国家とする民族国家法や、ＬＧＢＴを容認する法律などの廃止を求めた。(Y)

＊１日のコロナ新規感染者は２２９人で、治療中の人数は１万人以下に。Ｒ値は下げ止まって０．６になったが、重症者数は４５８人。(H)

＊イスラエルはすでに千五百万回分のワクチンを購入しているが、首相は追加で約２千万回分を購入する考え。しかし、ガンツ氏が会議開催を拒否したため、リクード党はガンツ氏が無責任だと非難。(P,H,Y)

＊トルコで、２千年以上前の貴重なトーラーの冊子（コデックス）を警察が押収。５人が逮捕されたとのことだが、事件の詳細は不明。(P)

＊イスラエルの大学や病院が共同で、コロナ医療の逼迫度と死亡率の関係を研究。患者数が増えた場合、死亡率は最大２７％増加した。(P)

＊エルサレムにある国立図書館には、過越の食事の式次第（ハガダー）のコレクションがあり、最も古いのは１２世紀のもの。エジプトのカイロ旧市街にある古いシナゴグのゲニザの中から発見された。(Y)

＊昨日は「棕櫚の日曜日」となり聖墳墓教会には多くの巡礼者。大司教は「昨年はコロナで封鎖されて誰も集えず、ひどかった。今年も人はあまり多くはないが、扉は開いており希望がある」と語った。(P,Y)

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2021年　3月30日（火）過越の祭３日目
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＊ネヤニヤフ陣営も反ネタニヤフ陣営も、連立政権構築のため交渉中。来週、リブリン大統領は各党指導者の政権に関する意見を聞き、政権構築の可能性が最も高い人物に政権構築を委任する予定。(P,H,Y)

＊コロナ対策責任者のアシュ氏が、屋外のマスク着用義務の緩和を示唆。保健省のレヴィ次官は、子供など未接種者もいると慎重な意見。(P)

＊国会の外交防衛委員会は、シンベトによるコロナ感染者の追跡を継続したいとの政府の要求を否決。継続理由が不明だと指摘した。(P,H)

＊西岸地区ではコロナ治療中が２万人以上に。２月には約８千人だったが倍以上に増加して、過去最悪。ガザでも約６千人が治療中。一方イスラエルでは感染者数が急減し、日曜の新感染者は１２８人。(H)

＊西岸地区とガザ地区に、さらに１０万回分の中国製ワクチンが到着。パレスチナには、多くの国や機関からワクチンが集まっている。(H)

＊イエメンに住む最後のユダヤ人３家族をフーシ派が追放し、残るは４人の高齢者だけで、ユダヤ人は消えると英国のアラブ紙が報道。(P)

＊ハマスがパレスチナ中央選挙委員会に、選挙の候補者名簿を提出。元ファタハでＵＡＥに亡命中のダーラン氏のグループも出馬。(P,H)

＊昨日早朝、保健省のコロナ規制に従い西壁で祭司の祝祷が行われ、数千人が参加。コロナ禍の中で初めての大規模な集会となった。(P)

＊ハイファで、警官が３３歳の精神障がい者を射殺。自宅で暴れ、親の通報で駆け付けた警官を刺そうとしたという。しかし、妹は、兄はナイフを持っておらず、警察を刺そうとした事実は無いと反論。(P)

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