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2020年 1月29日(水)
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*米国が和平案を公開。イスラエルは西岸地区入植地を含む20%を併合し、ネゲブ地方の一部を割譲、エルサレムも東西に分割。非武装のパレスチナ国家設立に言及。イスラエルに有利な内容。(P,H,Y)

*中東和平案の発表を受け、ネタニヤフ首相は直ちにパレスチナと交渉する考えを表明。4年間は入植地建設を凍結することに合意。入植地併合も直ちに閣議決定する考えを示したが、のちに撤回した。(P)

*マンデルブリット司法長官は、米和平案の実施が合法的かどうかについて早急に検証すると発言。3月の総選挙までに見解表明へ。(H,P)

*米国が発表した中東和平案について、パレスチナ自治政府アッバス議長は「我々は千回ノーと言う」と怒りを表明。ラマラには、ハマスイスラム聖戦も集まって、米国の方針を激しく非難した。(P,H,Y)

パレスチナ国家の設立に反対するベネット国防相は、米和平案に反対を表明。パレスチナに土地を一切割譲すべきでないと主張。(P)

*トランプ米大統領の中東和平案発表に同席した、アラブ首長国連邦のオタイバ大使は「両国民が永続する和平と共存を目指すと信じる」と和平案を称賛。バーレーンとオマーンの大使らも同席した。(P,Y)

ネタニヤフ首相は、国会に請求していた不起訴特権請求を撤回。不起訴特権が国会で認められる見込みがないため、方針を転換。収賄、詐欺、背任容疑で正式に起訴され、裁判手続きが開始された。(H,P,Y)

*ポーランドを訪問したリブリン大統領は「多くの異邦人の義人がユダヤ人を助けたが、虐殺に加担した人々もいた」と述べ、歴史改変を目指す動きに苦言。歴史研究は専門家に任すべきだと指摘した。(P,H)

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2020年 1月30日(木)
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ネタニヤフ首相は米国からロシアへ飛び、今日プーチン大統領と会談、米和平案などの諸問題を協議する予定。また、出発を前に服役中のイッサカルさんの恩赦が認められたことに感謝を表明した。(P,Y)

*青と白党のガンツ氏は、米和平案が「我が党の基本方針に忠実に基づいている」と述べ、国会で賛成する方針を表明。しかしリクード党は「3年かけた首相の功績を横取りしようとしている」と揶揄。(H,Y)

パレスチナ自治政府アッバス議長は2週間以内に国連安保理で、米和平案について演説すると、パレスチナの国連大使が発表。(Y)

アッバス議長は閣僚を通じてネタニヤフ首相に書簡を送り、米和平案は「オスロ合意の破棄だ」と非難。パレスチナ自治政府は、治安協力も含めてイスラエルとの全ての合意を破る権利があると警告。(P)

サウジアラビア、エジプト、カタール、アラブ首長国連邦は声明を発表し、トランプ大統領の和平案を歓迎。一方、イランとトルコは和平案が一方的なものだと非難。ヨルダンも批判的な声明を出した。(P)

*民主党の大統領候補者や下院議員らは、トランプ大統領の和平案が従来の米政府の立場を大きく変えるもので不公平だと反対を表明。(H)

*ウガンダのキリスト教団体から、同国が大使館をエルサレムに移すとの情報。ネタニヤフ首相は来週にウガンダを訪問する予定。(P)

*米和平案発表後に行われた緊急世論調査によると、この和平案が平和をもたらすとの意見は、イスラエル人のわずか10%だった。(P)

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2020年 1月31日(金)
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*ロシアで大麻所持により10ヶ月服役したイッサカルさんが、ネタニヤフ首相と共に帰国。首相は帰国便の機内で記者らに成果を自慢したが、国防軍兵士を取り戻したわけじゃないと冷めた論評も。(P,H,Y)

*米和平案の発表と、イッサカルさんの釈放などの「功績」にもかかわらず、複数のメディアの調査でリクード党の支持率は向上せず。(P)

西岸地区では、米和平案の発表後に国防軍パレスチナ人群衆の衝突があり、15歳の少年がゴム弾で頭を撃たれ重傷。現時点で大きな混乱はないが、今日は神殿の丘などでの衝突が懸念されている。(H,P)

ネタニヤフ首相はヨルダン渓谷と入植地を3月の選挙の前に併合したい考えだが、米政府のクシュナー氏は選挙後にするよう要望。(H)

*米国とスイスの政府は、イランに食料や医薬品などの人道支援物資を送ると発表。人道支援物資は、制裁の対象外となっている。(P)

エルアル航空は新型肺炎の拡大を受け、中国への全ての便を3月まで休止させると発表。素早い対応の陰には、従業員の反対も。(P,H,Y)

*新型肺炎が猛威をふるう中国には、2千人余りのユダヤ人がいる。ユダヤ教ハバッドの宣教師も15人いるが彼らは現地に留まる。(P)

*6千人乗りの客船で中国人乗客が新型肺炎の可能性があるため、イタリア政府が船ごと沖合に隔離。中に28人のイスラエル人も。(Y)

*コロナウイルスが蔓延する地域から帰国するイスラエル人に、健康省が対応を指示。中国からの帰国者は、帰国後2週間は人の集まる所へ出ないよう要請。診断書無しで病欠を認めるよう雇用者に通達。(Y)


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