実際に配信されるニュースは、ヘッダー／フッターがつき、画面表示とは多少イメージが異なります。また、キーワードへのリンクは、自動発生ですので一部に不適切なものがあります。あらかじめご了承下さい。

****************************************************
2017年　6月 28日（水）
****************************************************
＊ネタニヤフ首相の汚職事件を捜査している警察の担当者は「起訴に十分な証拠がある」との考え。オーストラリアの富豪パッカー氏への事情聴取も予定されており、決定的証拠が出る可能性も。(P,Y,H)

＊西壁に男女共用の祈祷区画を設ける約束を破ったことに、世界のユダヤ人から非難が集中し、政権は苦境に。野党の有未来党は、男女共用区画を設置する法案を国会に提出することを検討中。(P,Y,H)

＊エデルスタイン国会議長がロシアの上院で演説。同氏は３３年前にロシアにいた時代、ヘブライ語を教えた罪で収監された経歴を持つ。「こうなるとは、夢にも思わなかった」と感慨を述べた。(Y,H)

＊シリアが化学兵器を準備しており、市民に対して使用する可能性があると米政府が発表。シリア政府は全面否定。米国防省は、シリア軍の空軍基地での「それらしい動き」を確認したと発表した。(P,H)

＊自治政府がテロ犯支援を続ける場合、米からの支援を減らす法案が米議会に。国防軍の元将校らが「自治政府を弱めると危険」との声明を出したところ、他の元将校らは「それは間違いだ」と反論。(P)

＊アッバス議長とクシュナー上級顧問の会談は「困難」だったと、米政府の報道官も確認。しかし、和平工作は続けると明言した。(P,Y,H)

＊インドのモディ首相が、７月４日から２日の日程でイスラエルを訪問へ。インドとイスラエルは軍事・経済で関係が強まっている。(H)

＊モサドの長官が、サイバー攻撃に守りを固めるだけでは不十分と発言。反撃力を高めるため、優秀な民間企業と共同開発を実施へ。(P,Y)

****************************************************
2017年　6月 29日（木）
****************************************************
＊ヘブロンを「パレスチナ国家」の世界遺産として緊急登録するかどうかを決定するユネスコの会議を前に、イスラエルはこの件の秘密投票を要求中。秘密投票とした法が反対票が増えるとの考え。(P,Y)

＊ネタニヤフ首相がゴラン高原を視察中に、またもやシリアから流れ弾。被害は無かったが、国防軍は発射地点に反撃を行った。(P,Y,H)

＊西壁に男女共用の祈祷区画を設ける約束の履行を求めて、米国のユダヤロビーＡＩＰＡＣの代表団がイスラエルを緊急訪問へ。(P,Y,H)

＊国連本部では「占領５０年」として、イスラエルを非難する会議が開催されるが、ハマスなどテロ組織と関係した団体も出席予定。(P)

＊アラブ系のオデー議員がローマで教皇と会談。アラブ人クリスチャンに対する政府補助が少ない現状を訴え、支援を求めた。(H)

＊西壁に男女共用祈祷区画が設けることについて、最高裁が７月３０日に審理へ。改革派・正統派ユダヤ教の訴えを受けたもの。(P,H)

＊ハマスがエジプトとの国境に１００ｍの緩衝地帯を設置中。民家は立ち退かせた。テロリストの侵入を防ぐよう求めるエジプトの要求に応じた形に。しかし、まだ密輸トンネルは多くあるもよう。(Y,H)

＊クラゲが大発生し、カイザリヤの南にある発電所に襲来。作業員は冷却水の取り込み口からクラゲを取り除く作業に追われている。(H)

＊テルアビブでは今夜、毎年恒例の「ホワイトナイト祭」が行われる。同市の世界遺産登録を祝うもので、徹夜で様々な行事がある。(P,Y)

****************************************************
2017年　6月 30日（金）
****************************************************
＊イラク軍が「イスラム国」からモスル中心部を奪還したと発表。イスラム国指導者のバグダディは死んだと、イランのメディア。(P,H)

＊西壁問題でイスラエルを緊急訪問した米国のユダヤ人団体ＡＩＰＡＣ代表団と、ネタニヤフ首相が会談。首相は「男女共同区画を設置すれば超正統派政党が反発し政権が倒れる」と説明したもよう。(P,H)

＊国連で「占領５０年」の会議が行われ、自治政府のエレカット氏は、ハマスを「パレスチナの政党」だと演説。米国とＥＵがテロ組織に指定しているハマスもＰＦＬＰも、テロ組織ではないと主張した。(P)

＊刑期の３分の２を務めたオルマート元首相に仮釈放を認めると、委員会が決定。検察庁も不服を申し立てないことを決めたため、元首相は日曜に帰宅へ。政界には復帰せず、執筆などをするもよう。(P,Y,H)

＊国連のグテーレス事務総長が８月にイスラエルとパレスチナを訪問することが決定。イスラエルのダノン国連大使は歓迎を表明した。(Y)

＊シリア軍が化学兵器を準備中だとの米国の発表は挑発行為だと、ロシアとシリアが非難。米軍はシリア沖で情報収集を実施中。マティス米国防長官は、シリアが化学兵器の準備を中止したと発表した。(H)

＊イスラエル製の無人機ヘロン２の購入を検討していたドイツが、契約を中止。この無人機が偵察だけでなく攻撃能力を持つことが明らかになり、政権内から「緊張を高める」と反対論が出たため。(Y,H)

＊国防軍の無人機操縦士を心理学者が調査。米国の同種調査より、うつ状態が少ないことが判明。「国を守っている」と実感できるためだと研究者は分析。心の負担は有人機も無人機も同等だという。(H)

前の号へ

次の号へ