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2017年　7月 26日（水）
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＊ヨルダンのイスラエル大使館で発生した事件で死亡したヨルダン人の葬儀に、数千人が参列。「イスラエルに死を」の叫び声も。(P,Y,H)

＊ヨルダンの大使館での事件は、テロではなく職人と大使館員の口論が原因。事件の際、ヨルダン政府はイスラエル政府の電話にも応じなかったが、米国の中東特使らの仲介で館員の帰国が実現した。(H)

＊米政府がシリア反政府勢力への支援を止めたとの米紙の報道に、トランプ米大統領が「危険な反政府勢力への支援を中止したことを、歪曲報道している」と発言。ＣＩＡの秘密作戦を認めた形に。(H)

＊トルコのエルドアン大統領が「イスラエルは神殿の丘でテロと戦うと称して、実は神殿の丘をイスラム教徒から奪おうとしている」と発言。外務省と首相事務所は「ばかげている」と一蹴した。(Y)

＊リビア軍が約２０人の「イスラム国」関係者を処刑する場面と見られるビデオがインターネットに出回り、人権組織が調査を要求。(H)

＊１０歳の時にテロで家族を失い失明した少年が、１４年後に国連安保理で証言。自治政府にテロ犯家族の支援をやめさせるよう訴え。(Y)

＊エジプト出身のアメリカ人イスラム教聖職者が、カルフォルニアのイスラム教センターで行った説教で「ユダヤ人をこの世から絶滅させよ」などの内容の説教を行ったことが判明し、問題に。(P)

＊イスラエルでの世論調査で、神殿の丘から金属探知機を撤去したのは「屈服」だとの回答が７７％に。首相に対する不満は強い。(Y)

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2017年　7月 27日（木）
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＊金属探知機の撤去後も、アラブ人は神殿の丘に入ることを拒否。金曜日を前に米国とヨルダンは自治政府のアッバス議長に協力を要求しているが、議長は米中東特使との会談も拒否している。(H,P,Y)

＊レバノンのハリリ首相と会談したトランプ米大統領は、レバノンが「イスラム国やヒズボラと戦い、国の安全を守っている」と称賛。しかしヒズボラはレバノン与党の一部で、意味不明だとの声も。(H,Y,P)

＊ヒズボラ指導者のナスララは神殿の丘での抗議デモを称賛。ハマスはイスラエルに対する暴力を呼びかけたが、ファタハも追随。(Y)

＊ヨルダン人を射殺したイスラエル大使館の警備員だとして別人の個人情報がネットで拡散。無関係な人に多数の脅迫が届いている。(Y)

＊ドイツの社会民主党の議員らが「イスラエルの支持者はドイツを潰す」と明らかに反ユダヤ的な発言。経済相が調査を開始した。(P)

＊アラブ系議員らがアラブ人たちに間違った情報を流し、暴力を行うように扇動していると、ベネット教育相が議会で激しく非難。(Y)

＊ヨルダンのイスラエル大使館で争いが起きた際、その場に居合わせたため流れ弾が当たり死亡したヨルダン人については、ヨルダンに謝罪すべきだと、左派政党メレツの議員がネタニヤフ首相に要求。(P)

＊今年になって英国内で反ユダヤ的事件が７６７件に達しており、前年同期比で３０％増だとして、英国の監視団体が懸念を表明。(P)

＊フェイスブックで人気のあるアラブ系イスラエル人が、アラブ人とユダヤ人の交流を求め、エルサレムでイベント開催を呼びかけ。(P)

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2017年　7月 28日（金）
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＊政府が、金属探知機だけでなく監視カメラも神殿の丘から撤去したためハマスとファタハが「勝利」を宣言。米政権もネタニヤフ首相を称賛したが、政権内部や右派から強い不満が出ている。(P,H,Y)

＊イスラム教指導者が神殿の丘への立入を許可したため、喜んだ群衆が勝利を叫び神殿の丘は騒乱状態に。百人以上が負傷した。(P,H,Y)

＊先週末に入植地で３人を殺害したテロ犯は死刑にすべきだと、ネタニヤフ首相が発言。現在、イスラエルの最高刑は終身刑。(P,H)

＊自衛のためヨルダン人２人を射殺した大使館員を、ネタニヤフ首相が大歓迎したためヨルダンが反発。同国国王は大使館員を「犯罪者」として起訴するよう要求し、国際法廷に訴えると警告。(P,H,Y)

＊アルジャジーラＴＶは、神殿の丘での暴動を煽っていると、ネタニヤフ首相が非難。同放送のエルサレム支局の閉鎖に言及した。(P,H)

＊ガザの電力不足で汚水処理施設が稼働せず、イスラエル側に汚水が流れ込む事態を解消するため、４千万シケルを投じて汚水をイスラエルの処理場に流す緊急工事を開始。地下水汚染の懸念もある。(Y)

＊月曜日にテロリストに刺されて重傷を負ったアラブ系市民の見舞いに来る政治家は誰もなく、忘れ去られていると、家族が落胆。(Y)

＊新約聖書に登場する「マグダラのマリヤ」で知られるマグダラの遺跡が発掘中。紀元前後に多数のユダヤ人が暮らしていたもよう。(P)

＊インターネットで割礼に反対する親たちの発言が増加中。イスラエルで割礼をさせないユダヤ人の親の割合は４％だとの説もあるが、実態はもっと低いもよう。子供が仲間外れにされるのを心配か。(H)

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