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2017年 3月8日(水)
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*イスラエルのボイコット運動を支持する外国人活動家らに、入国ビザや居住権を与えることを拒否する法案が国会を通過した。反ユダヤ主義と戦うADLや左派ユダヤ人らはこの動きを批判。(H,Y,P)

*米国を訪問中のリーバーマン国防相が、ペンス米副大統領と会談。米大使館がエルサレムに早期移転することを期待すると発言。(H)

*イスラエル民主主義研究所の行った世論調査によると、国民の53%がネタニヤフ首相の政治手法に不満を抱いていることが判明。(P)

*最高裁の進歩的な裁判官が「一身上の都合」で早期退職を申し出た。裁判の取り扱い件数が多すぎたことが理由だと見られる。(Y,H,P)

*テロリストを射殺し、故殺罪に問われたアザリア兵士の刑が18カ月だったため、検察側は「不当に短すぎる」として控訴を決定。(H)

ガザ戦争中にハマスが人口密集地域からロケット砲を発射したのは、民間人を盾に使う戦争犯罪行為だとして、イスラエルの右派人権組織が、ハマス指導者のハニエを国際刑事裁判所に訴えた。(Y)

*テロ容疑で手配されていた31歳のパレスチナ人国防軍に射殺されたことに怒った数百人のパレスチナ人が、イスラエルとの治安協力に抗議してラマラでデモ。ラマラでの反政府デモは珍しい。(P)

ガザとの境界付近で、仕掛け爆弾が2つ発見されたが、国防軍が安全に処理した。警備中の兵士の殺傷が狙いだったと見られる。(P,Y)

*40歳のユダヤ人西岸地区でヒッチハイクをしていたパレスチナ人を乗せたところ、そのパレスチナ人に刃物で刺されて負傷。(Y)

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2017年 3月9日(木)
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ネタニヤフ首相に高額な贈り物をした疑惑のある富豪に、警察が2度目の事情聴取。最初の事情聴取では、葉巻やシャンペンなどを何年にもわたり贈っていたと証言したが、証言の一部を取り消した。(Y,H)

*モスクが祈祷時刻を告げる放送の音量を規制する法案が国会の一次朗読を通過。アラブ系議員はこの法案に強く反対している。(Y,H,P)

*イスラエルを訪問した英国のジョンソン外相が「イスラエルは、パレスチナとの二国家共存か、人種差別国家になるかを選ぶべきだ」と発言。英国は二国家共存案を支持することを改めて表明。(P,H,Y)

リーバーマン国防相が、米国でティラーソン国防長官と会談。入植地パレスチナ人との和平実現の妨げにはならないと主張した。(H)

リーバーマン国防相が米大使館のエルサレム移転を求めたため、アラブ連盟は「そうなれば、世界平和の脅威になる」と警告した。(P)

ハマスが新綱領を準備中。1967年の境界内でのパレスチナ国家樹立を認めるが、イスラエルの存在を認めない方針は堅持、エジプトとの関係改善のため、ムスリム同胞団との関係は切るもよう。(H)

*スイス国会の下院は、イスラエルのボイコット活動や反ユダヤ主義を掲げる団体に対する政府の資金援助を中止する法案を可決。(P)

*世界的に利用されている交通情報アプリのWazeがイスラエルで開発されたため、イランはアプリの使用の永久禁止を検討中。(Y)

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2017年 3月10日(金)
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*イスラエル駐在の米大使に右派のフリードマン氏を指名する人事を、米上院が賛成12反対9で承認。左派からは懸念の声も。(P,H,Y)

ネタニヤフ首相がモスクワを訪問し、プーチン大統領と会談。首相は、ロシアがイランとの連携を強化していることに懸念を表明、イランがテロ国家でありイスラエルを脅かしていると指摘した。(P,H,Y)

*米国ではまた、複数のユダヤ人施設に爆破するとの脅迫があり、警察が捜査中。英国でも同様の事件があり、手口が似ているため、英国の警察と米国のFBIが捜査協力を行っているとの報道も。(P,H)

西岸地区カルキリヤで、ヒズボラの下部組織を設立してイスラエル人を誘拐する準備をしていた23歳のパレスチナ人を起訴。(P,Y)

*英国の王族がイスラエルを初訪問するもようだと、英メディアが報道。リブリン大統領がジョンソン外相に招待を表明していた。(Y)

*米の制裁にもかかわらず、イランが新たなミサイル発射実験を強行。海中から弾道ミサイルを発射し、250キロ先の標的を破壊したと発表した。イランはミサイル技術で北朝鮮の協力を得ている。(H,P)

*世界的な野球大会WBCでイスラエルのチームが韓国、台湾、オランダに三連勝。当初は弱いと見られていたのに快進撃したことで、内外から驚きと称賛。二次リーグでは日本とも対戦する予定。(P,H)

ガザからの侵入用トンネルの掘削を防ぐために、地下に障壁を作る工事が加速していると国防軍が発表。1500人以上の外国人労働者を投入して、2年で完成を目指す。総工費は約10億ドル。(Y)

*少雨のためガリラヤ湖の水位が下がり、塩の濃度が過去50年で最高を記録。農業や湖の生態系が深刻な打撃を受ける恐れがある。(H)


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