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2016年　9月4日（日）
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＊テルアビブの鉄道駅の工事を安息日に行うことに、超正統派が反発していたが、イスラエル電鉄は安息日の工事を中止するようにと政府から指示を受けたと発表。市民生活への影響は甚大か。(H,Y,P)

＊ダマスカス周辺で、反政府勢力がシリア政府軍に降伏。数百人のシリア人がバスで避難した。国際社会から批判されてはいるが、反政府勢力を「兵糧攻め」にする政府の包囲作戦は成功している。(H)

＊トルコが、イスラエルとの和解合意から２回目となる人道支援物資をガザに送った。食糧や子供用の自転車１０００台など。(H)

＊昨年１０月に斧などを持ってバスに乗り込み、３人を殺害したテロリストの遺体が、大規模な葬儀をしないとの条件つきで家族に返還された。昨年秋からのテロの波の象徴的なテロリストだった。(Y)

＊トルコ経由でシリア入りし「イスラム国」に参加していたイスラエル人家族がトルコまで戻り、出迎えに行った家族と合流。近くイスラエルに帰国予定だが、夫婦は帰国と同時に逮捕される見込み。(Y)

＊ドイツのオルデンブルグ市の教職員組合の機関誌が、イスラエルのボイコットを呼びかける極めて反ユダヤ的な記事を掲載。ドイツのイスラエル大使館や親イスラエル活動家らは、この動きを非難。(P)

＊イスラエルとロシアとの国交を正常化させたトルコ政府は、エジプトとシリアとの関係も改善させると、ユルドゥルム首相が発言。(P)

＊９０年代にレバノンで戦死した一人息子のヘルツェルの丘にあるお墓の前で父親が自殺。癌を患い、２年ほど闘病生活をしていた。(Y)

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2016年　9月5日（月）
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＊安息日に鉄道駅の工事を行うことを許可した交通相を解任するようにと超正統派政党がネタニヤフ首相に要求していたが、首相は拒否。解任すると、連立政権が不安定になる可能性がある。(H,Y,P)

＊ゴラン高原のシリア側からイスラエル側に迫撃砲が撃ち込まれた。流れ弾と見られるが、国防軍は発射地点に向けて報復攻撃。(P,Y)

＊クウェートの在米大使館が、米国を訪問するクウェート市民に、携帯電話からイスラム過激派関連の写真などを削除するよう勧告。(H)

＊西岸地区の入植地出身の１８歳の少年が、パレスチナ人のタクシーを銃撃した容疑で逮捕。しかし「ヘイトクライム」（テロ）と断定する十分な証拠が無く、通常の銃撃事件として扱うことに。(Y,H,P)

＊イスラエルと自治政府の合意が成立し、パレスチナ自治政府の郵便局はイスラエル経由でなく直接郵便物を受け取れることに。(P)

＊週末にエジプト政府がガザとの間のラファ検問所を２日間ほど開放し、数百人が往来した。先週にもメッカ巡礼のため一時解放したばかり。エジプトは近年、ラファ検問所をあまり解放していない。(H,7)

＊イスラエル北王国の首都遺跡があるサマリア国立公園に、パレスチナの旗が勝手に掲揚される事件が、先月に３回も発生。付近の入植地の住民が、国防軍に警備を強化するよう苦情を申し立てた。(P)

＊エジプトとガザ間の侵入トンネル経由で、イタリアの会社から購入した潜水器具などをハマスの武装部門に売却した容疑により、ガザにあるスポーツ用品店の経営者がベエルシェバ地裁で起訴された。(Y)

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2016年　9月6日（火）
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＊テルアビブでビルの工事現場が崩落する事故が発生し多数の作業員が瓦礫の下に。２人が死亡し、２０人が負傷した。あと５人の行方がわからなくなり捜索中。工事業者の安全管理に問題か。(H,P,Y)

＊ネタニヤフ首相とアッバス議長がモスクワで会談するとの、ロシアの提案にネタニヤフ首相が同意。議長も同意したもよう。(Y,H,P)

＊左派系の団体が、首相に対する公開書簡で、二国家共存に関する国民投票を要求。世論調査では二国家共存案の支持率は５０％を大きく超えており、二民族一国家案には９割近くが反対している。(Y,P)

＊「イスラム国」がシリア国内の政府支配地域とクルド人地域で６件の自爆テロと１件の爆破テロ。少なくとも４８人が死亡した。(Y,H)

＊エジプトの自治体が設置中の戦死者を記念する像で波紋。国民を象徴する女性を、戦死者を象徴する兵士が抱きかかえるデザインが「セクハラ」だと抗議の声。彫刻家は兵士像を壊しデザインを変更。(Y,P)

＊東エルサレムの難民キャンプで、検問所に向かって車で突入しようとしたパレスチナ人を警備隊が射殺。同乗者も負傷した。(Y,H,P)

＊国会の外交防衛委員会議長で、シンベト元長官のディヒター氏が、イスラエルの最大の脅威はイランの傀儡のテロ組織だと発言。(P)

＊ハマスのガザ政権の首相であるハニエが、任期が切れるマシャールに代わり、ハマスの最高指導者に就任か。カタールに引っ越しへ。(H)

＊パレスチナの地方選挙を前に、ハマスがガザで立候補したファタハの候補者を失格に。ファタハは反発し、ハマスと非難の応酬。(P)

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