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2017年　1月11日（水）
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＊ネタニヤフ首相が、違法入植地の合法化法案を廃案にすることを検討中だと側近が語った。国際社会から非難の声が強まり、国連安保理で新たな反イスラエル決議がなされる可能性があるため。(H)

＊イスラエルの入植を非難する国連安保理決議に英国が深く関与していたと英外相が語った。外相はケリー米国務長官の演説も称賛。(H)

＊エルサレムで起きたトラック突入テロをトルコの副首相がツイッターで非難した。テロ成功を称賛していたハマスは激しく反発。(Y)

＊西岸地区の検問所で、パレスチナ人がナイフで国防軍兵士を襲い射殺された。兵士は無事。犯人はイスラエルで３年間服役していた。(P)

＊日曜にエルサレムで発生したトラック突入テロの犠牲者を追悼するため、オランダのロッテルダム市でイスラエル国旗が掲げられた。これを決定した同市の市長は、モロッコ出身のイスラム教徒。(Y)

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2017年　1月12日（木）
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＊約１３万人のユダヤ人を収容所に送たったとされるナチス幹部のブルンナーは、シリアの獄中で２００１年に死亡していたと、フランスの雑誌が報道。今まで２０１０年に死んだと見られていた。(P,Y,H)

＊ガザ作戦で死亡した２人の兵士の遺体を取り戻すため、イスラエルがカタールの仲介でハマスと交渉中だと、アラブ紙が報道。(Y,P)

＊次期米国務長官に指名されているティラーソン氏が、オバマ政権のパレスチナ問題への取り組みや、ケリー長官の入植地に関する姿勢を非難。次期政権では取り組み方を改善すると語った。(P,Y,H)

＊フランス主導の和平国際会議に出席するため、ヨーロッパを訪問する自治政府のアッバス議長は、会議の前にフランシス教皇、ノルウェー外相、フランスのオランド大統領らとの会談を予定。(P)

＊ネタニヤフ首相と新聞社主の不明朗な関係が発覚したため、野党シオン連合が検事総長に首相とマスコミ担当相の兼任禁止を提案。(Y)

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2017年　1月13日（金）
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＊次期国防長官に指名されているマティス氏が、米上院の公聴会で「国防省などがあるテルアビブが事実上はイスラエルの首都」と発言。米国はイスラエルの首都について公式見解を示していない。(H,Y,P)

＊ダマスカス近郊にあるシリア軍の空港で爆発。「イスラエルの悪質な攻撃であり報復する」との軍関係者の発言を国営ＴＶが報道。(H)

＊リーバーマン国防相が「ガザとの境界で、現在のように平穏な日が続くならば、ガザに送る人道支援物資の量を増やす」と発言。(Y)

＊２０１４年のシナゴグ放火は「イスラエルのガザ攻撃に対する批判の表明」だったとして軽い刑を適用したドイツ地裁の判断を高裁も支持。ドイツの緑の党の議員は「明らかな反ユダヤ主義」と非難。(P)

＊エルサレム市がアラブ系市民の違法住宅の取り壊しを推進中。先週にトラック突入テロが起きて以来、違法住宅８戸を取り壊した。(P)

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2017年　1月15日（日）
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＊アルジェリア南部でイスラエルのスパイ組織が摘発されたと、アラブ系のメディアが報道した。約１０人が逮捕されたもよう。(P,H,Y)

＊ガザで電力が不足しているため、トルコがディーゼル油を送ることに合意したと、ハマス指導者のハニエが発表。電気と燃料はガザに送られており、電力不足はハマスの責任だと、イスラエルは主張。(H)

＊イスラエルの若者のグループが協力し、シリア内戦の難民に冬物の服や小物を送る活動を展開し、国内に寄付センター１５カ所を設置。数年前にも同様の活動が行われ、約３０トンの冬服が集まった。(Y)

＊イスラエルがダマスカス近郊の基地を攻撃したと、シリアが国連に苦情を申し立て。シリア内戦は、イスラエルと英仏が、湾岸諸国を使って引き起こしたものだとする「イスラエル陰謀論」を主張。(P)

＊野党のシオン連合や左派政党がネタニヤフ首相の不正疑惑に抗議する集会を開催。テルアビブのラビン広場に数百人が集結。(Y,H,P)

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2017年　1月16日（月）
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＊パリでの中東和平会議は、約７０ヶ国の代表が出席。二国家共存を支持し、暴力に反対するなどの原則的な宣言を行い閉幕。(Y,H,P)

＊ケリー米国務長官はネタニヤフ首相に電話をし、２０日の任期末までに国連安保理で新たな反イスラエル決議はしないと約束。(Y,H,P)

＊警察がネタニヤフ首相と不明朗な取引を行ったイディオット・アハロノット紙の社主から事情聴取。同紙が首相に好意的な報道をする代わりに、首相は社主に実業家を紹介したと見られている。(P,H,Y)

＊自治政府のアッバス議長がローマ教皇と会談し、米大使館のエルサレム移転を阻止するよう要請。教皇は声明で平和を呼びかけたが、エルサレムへの言及を避け「アブラハム宗教の聖地」と表現。(P,Y)

＊米国でスペースＸ社のロケット打ち上げが成功。昨年９月にはイスラエル製の衛星を搭載した状態で爆発事故を起こしていた。(P,H,Y)

＊ガザ境界のフェンスの保守作業をしていた国防軍兵士らにハマスから攻撃があったため、国防軍の戦車が反撃し、ハマス拠点を破壊した。国防軍車が損傷したが、双方に死傷者は無かったもよう。(P,H,Y)

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