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2017年　10月29日（日）
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＊先週金曜、ハマスの武装部門のトップであるアブナイムの車が爆発。イスラエルによる暗殺未遂だとして、ハマスは非難声明を出した。本人は病院に運ばれたが軽傷で、翌２８日には退院した。(P,H,Y)

＊アブナイムの暗殺未遂事件は、爆発物の使い方が未熟で、イスラエルの作戦とは思えないとの見方が支配的。ハマスがエジプトと和解したために冷遇されているサラフィ派の復讐だとの見方もある。(H)

＊クルド自治州の指導者のバルザニ氏が１１月１日に辞任すると発表。自治政府はイラク政府に対話を申し入れたが、政府は却下。イラク軍とそれを支援する武装勢力は、クルド人勢力を撲滅する構え。(P)

＊米国のウィスコンシン州知事が、イスラエルをボイコットする企業と取引しないよう行政機関に指示。イスラエルは友だと述べた。(P)

＊ロヒンギャ族に対して「民族浄化」を行うミャンマーに武器を輸出しないようにと、米国のラビ３００人がイスラエル政府に要求。(P)

＊イランとの核合意の無効化に、米国の共和党議員の中からも反対論。核合意に参加した国々との関係を悪化させるとして懸念の声。(P)

＊１１月２日に英国で行われるバルフォア宣言百周年の式典は、メイ首相、ネタニヤフ首相のほか、バルフォア卿とロスチャイルド卿の子孫らが参加する静かなものに。パレスチナの反発を抑えるため。(H)

＊イスラエル人の塩研究者ブロフ氏が、中旬にローマで行われた環境変化世界会議で、塩で地球温暖化を抑える新提案。同氏はユダヤ人と日本人の思考力が高いのは、塩分を過剰摂取するためだと主張。(H)

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2017年　10月30日（月）
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＊西岸地区の一部をエルサレム市域に併合する「大エルサレム法」が採択される予定だったが、米政府が「和平の妨害になる」として反対したため延期に。連立政権も圧力があったことを認めた。(P,H,Y)

＊トランプ政権のクシュナー上級顧問がサウジアラビアを訪問し、イスラエルとパレスチナの和平について話し合ったと発表。(P,H,Y)

＊首相官邸の元家政婦が、ネタニヤフ首相のサラ夫人に不当な扱いを受けたとして夫人を提訴。他の従業員も被害者だと主張した。(P, H)

＊先月の国連総会で、米国のトランプ大統領からロウハニ大統領に会談の申入れがあったが拒否したとイラン政府が発表。トランプ政権はこのイラン側からの発表に対してコメントを出していない。(P,Y)

＊パレスチナのアッバス議長が、新政権の組閣時には、イスラエル国を認めると公言しないハマスのメンバーは閣僚にしないと宣言。(H)

＊バルフォア宣言百周年記念の晩餐会に、労働党のコービン党首が欠席する。同氏は以前から反ユダヤ的だとの批判を受けている。(P)

＊エルサレム担当相のエルキン氏が、防護壁の東側にあるアラブの村を、エルサレム市域から外して別の自治体にすることを提案。(Y)

＊アラブ首長国連邦の柔道連盟が、同国アブダビで開催された柔道大会でイスラエルの選手との握手を拒否した選手がいた事を謝罪。(H)

＊律法に反せず世俗派も楽しめるように、無料の安息日の催しをエルサレムで開催したところ、律法違反だと誤認した超正統派約１００人が妨害に来る騒ぎに。超正統派の議員が説得して解散させた。(P)

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2017年　10月31日（火）
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＊ガザからイスラエルに掘られていたトンネルを国防軍が爆破。９人のテロリストが死亡した。国防相は「イスラエルを脅かす者は許さないが、これ以上戦火を拡大するつもりはない」と語った。(P,H,Y)

＊ガザのイスラム聖戦は、国防軍のトンネル爆破作戦を「シオニストの犯罪」だと批判。司令官が殺害されたため報復すると宣言。(H)

＊２１日の安息日、ラキシに近い農園に子供を含む６７人のパレスチナ人が侵入し、計３１トンのブドウなどを盗んだため現行犯で逮捕されていたが、うち２０人が起訴。史上最悪の農産品窃盗事件に。(P)

＊ハマスを含むパレスチナ自治政府とは交渉しないのが建て前だが、カロン財務相は、ラマラで自治政府のハムダラ首相と会談。(P,Y)

＊反ユダヤ言動で知られるオランダの前首相のアフト氏が、ツイッターで「侵略」という言葉を使い、ネタニヤフ首相を非難した。(P)

＊北米のユダヤ人を支援する米国ユダヤ連盟が、西岸地区を含むイスラエルも支援していることが、税務資料から判明。資金は右派入植者にも。「十一献金」がイスラエルに送られているとハアレツ紙。(H)

＊ヨーロッパのサッカーファンの間で、アンネ・フランクに敵チームのユニフォームを着せた合成写真を作って拡散することが流行。一部チームは、ファンにホロコースト教育を行う方針を表明した。(H,Y)

＊世界最大級の自動車部品メーカーが、車両サイバーセキュリティを専門とするイスラエルのアルガス社の買収に関心。車がネットにつながると、ハッキングによって深刻な安全上の問題が起こるため。(Y)

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