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2018年　5月30日（水）
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＊ガザから南部に７０発余りの砲撃。多くが迎撃されたが、数発が着弾し３人の兵士と数人の市民が負傷。ハマスとイスラム聖戦が攻撃を行ったと発表。国防軍はガザ地区３５箇所の標的に反撃した。(P,H,Y)

＊米政権はガザからの砲撃を非難し、イスラエルは「予防的措置」をする権利があると発表。グリーンブラット特使もハマスを非難。(P)

＊ガザからの攻撃を受け、米国は国連安保理の緊急招集を要請。「イスラエル市民を狙った暴力行為に対し怒りを表すべき」と米国連大使。国連、ＥＵ、英、仏、伊なども、ガザからの攻撃を非難した。(H,Y)

＊ロシア、米、ヨルダンがシリア南部の「沈静化区域」設定について会合を開く事に合意したとロシアが発表。イラン系勢力を排除へ。(P)

＊ガザから１７隻の船団が海上封鎖を破りキプロスに向かって航行しようとしたが国防軍が阻止。乗員は取調べの後ガザへ送還。(P,H,Y)

＊米国の民主党にも大使館のエルサレム移設に賛成の議員がいたにもかかわらず、トランプ政権が移設式典に民主党員を招かなかったため、民主党議員らが書簡で抗議。党略にイスラエルを用いたと非難。(P)

＊ユーロビジョン歌謡コンテストで優勝したイスラエル人ネタ・バルジライさんの「トイ」がユーチューブで６千万回も視聴され、過去最高記録を更新した。世界的な音楽配信会社との配信契約も成立。(P)

＊イスラエルのチーフラビ庁が、米国の正統派ラビのうち誰の権威を認めるかの基準を検討中。現在の案では最大で数千人の米国のラビが権威を失うことに。離散地とイスラエルのラビの対立に懸念の声。(P)

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2018年　5月31日（木）
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＊ガザからの砲撃は昨日も続き、攻撃開始からの砲撃数は１８０発に達したが、その後は沈静化。国防軍はガザの軍事施設など６５カ所の標的を空爆したが、ガザ側では死傷者は出なかったもよう。(P,H)

＊ハマスは、エジプトの仲介でイスラエルと停戦合意を行ったと発表。イスラエルは停戦合意を公式には認めていないが、停戦は守る構え。双方が攻撃を控えるという以上の合意条項は無いもよう。(Y,P)

＊ガザからの攻撃が止まった直後、ネタニヤフ首相は声明を出し、今後もハマスが攻撃を行うなら、さらに厳しい反撃を行うと警告。(P)

＊ガザからの砲撃を受けて開催された国連安保理の緊急会合で、クウェート大使は「ガザの市民を守る方策を検討すべき」と発言したが、米国大使は「ガザ市民をハマスから守ることが必要だ」と反論。(P,Y)

＊米国が最新型のステルス戦闘機Ｆ−３５をトルコに売却する交渉が進んでいるため、イスラエル政府は懸念。国防高官は「中東においてＦ−３５を保有するのはイスラエルだけにしてほしい」と語る。(H)

＊イスラエル政府は西岸地区でさらに２千戸の建設を承認したが、米国は非難せず。トランプ大統領は入植地が和平の障害だとの立場だが、ネタニヤフ政権はすでに、１万戸の建設計画を承認している。(P)

＊最高裁が撤去を承認したベドウィン人の村、カーン・アル・アフマルに近い入植地クファル・アドミームでの建設計画を政府が承認。(H)

＊６月３日の日曜日、ニューヨークのタイムズスクエアで、イスラエル建国７０周年の記念行事。イスラエルを称える動画も放映へ。(P)

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2018年　6月1日（金）
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＊ネタニヤフ首相とプーチン大統領の電話会談後、リーバーマン国防相がロシアの国防相と会談。一方、イランとヒズボラがシリア南部から撤退の準備をしていると、シリア人権監視団体が発表した。(P,H)

＊シリアのアサド大統領が「イラン軍はシリアにいない」と主張。５月のイスラエルの空爆で「数十人が殉教したがイラン人はいなかった」と述べた。「イスラム国」敗退でイスラエルは困っているとも。(P,Y)

＊予防拘禁されている約５００人のパレスチナ人が来週からハンストを行うと、囚人代表が発表。予防拘禁を中止するよう要求へ。(P)

＊イスラエル人のフェイスブック社に対する集団訴訟は、同社との契約上は米国で行う必要があるが、イスラエルで行っても良いとイスラエルの最高裁が判断。国際企業と個人では力が違い過ぎるため。(P)

＊リブリン大統領が主催したラマダンの晩餐会において、アラブ系市民がアラブ人社会の犯罪組織の違法武器の摘発を強化するよう要請。アラブ人地区は警察の予算不足で、治安維持が手薄になっている。(P)

＊国防軍参謀長とモサド長官の電話の盗聴を、ネタニヤフ首相がシンベトに要求していたとジャーナリストが発言。首相は否定した。(H)

＊東エルサレムのパレスチナ人地区に５億６千万ドルの投資を行うとイスラエル政府が決定。近隣との社会格差を少なくするため。(Y)

＊シャス党の指導者だった故オバデヤ・ヨセフ師の孫のオバデヤ・コーエン氏が同性結婚へ。女性と結婚し２人の子供がいたが離婚し、同性愛者だと公言していた。女性同性愛者が結婚式を司式する。(Y)

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