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2018年 7月1日(日)
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*シリア南西部の反政府勢力を政府軍が攻撃しているため、約16万人が難民化。その多くがイスラエル国境付近に向け移動中。リーバーマン国防相は、人道支援はするが難民は受け入れないと発言。(P,H)

国防軍は、子供を含む6人の負傷したシリア人をイスラエルの病院に搬送。イスラエルは以前からシリア人の治療は行っている。(P,Y)

*イラン反政府勢力の会議がパリで開かれ、元ニューヨーク市長のジュリアーニ氏が「トランプ氏はイランの独裁者を倒す」と演説。(P,H)

パレスチナ自治政府は、米国がまだ発表していない和平案に反対するため、大規模な抗議デモを実施へ。米国の交渉チームはイスラエルや周辺諸国と交渉を行ったが、自治政府とは交渉できていない。(P)

サウジアラビアの国王がトランプ米大統領の要請に応じて、石油の増産は可能だと発表。イランの石油禁輸に向け、供給を準備。(P,H,Y)

*米国のユダヤ人の若者をイスラエルに無料招待する「バースライト」のツアーに、極左団体がメンバーを混入させ、主催者に隠れて他の参加者に「占領の実態」を宣伝する活動を行ったことが判明。(P,H)

*ハンガリーのオルバン首相が7月18日にイスラエルを訪問へ。同首相は4月の総選挙で再選されたが、反移民政策を取っている。(H)

*イラン南西部のコラムシャフルの街で起こったデモに、軍隊が発砲し4人が死亡したと、サウジアラビアのメディアが報道。デモ隊は最高指導者に反対し「ハメネイに死を!」などと叫んでいたという。(Y)

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2018年 7月2日(月)
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国防軍ゴラン高原のシリア国境付近での警備を強化。しかし「シリア内戦には引き続き干渉せず、イスラエルの主権が侵された場合にのみ反撃する」との声明を出し、1974年の停戦の維持を確認。(P)

*イスラエル南部では放火凧や風船によるテロが続き、12件以上の火災が発生。人口密集地にも放火風船が飛来したと警察は発表。(P)

*先週に米軍の統合参謀長が、レバノン空軍幹部と会談。米軍はレバノン軍に大量の武器を供給しているが、レバノンではヒズボラの影響力が高まっており、武器がヒズボラに渡らないよう米国は警戒。(P)

*52家族が違法に居住するベドウィン人の村カーン・アル・アフマルに行政担当者が入り、取壊しの準備を始めたと左派NGOが発表。この村は国際的に注目されており、EUや国連は取壊しに反対。(P,H)

*イスラエルのユダヤ人に対する世論調査で、もうすぐ発表される米和平案に懸念を持つ人々がいることが判明。トランプ大統領が、和平に関しイスラエルに妥協を迫ると懸念する意見が25%に達した。(P)

*「コード・ピンク」という極左団体のメンバーであるユダヤ系米国人ゴールドの入国をイスラエルが拒否。彼女はイスラエルボイコットを推進し、インターネットで反イスラエル発言を繰返している。(H)

*トランプ米大統領はTVのインタビューで、イランと貿易を続けるEU各国の企業に制裁をかけると警告。イラン国内では、米国の経済制裁の影響が出始めており、すでに抗議デモで死者が出ている。(Y)

*今週金曜まで、毎年恒例の「光の祭」が行われ、エルサレム旧市街がライトアップ中。パレスチナ自治政府は「エルサレムをユダヤ化するイスラエルの策略」だと非難し「薄暗い祭」だと批判した。(P)

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2018年 7月3日(火)
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自治政府がテロリストや家族に払う報奨金の額を自治政府への送金から差引く法案が賛成多数で可決。左派のメレツ党とアラブ政党は棄権。自治政府の払うテロ報奨金は通常の収入を超える超高額。(P,H,Y)

*超正統派イエシバ学生を一定割合で徴兵する法案が、国会で激論の末に一次投票を通過。63対37。全員徴兵を要求する左派は「妥協」だと非難、一方、宗教政党は一人の徴兵も認めない構え。(P,H,Y)

ダビデの町のエメク・ズリム国立公園で、紀元69年、ローマに対する反乱の4年目に鋳造されたと見られる硬貨が発見された。(P,H)

*イスラエルのNGOが、アラブ人のチームを使ってシリアで支援活動を続けている。この団体の女性指導者は、シリア難民の受入れではなく、緩衝地帯に滞在させ人道支援を行う方式を提案している。(P)

*核・化学・生物兵器に転用可能なミサイルをイラン軍が開発していると、ドイツの諜報機関が発表。北朝鮮も協力しているもよう。(P)

*メキシコの総選挙で、左派で反米のオブラドール氏が大統領に当選。首都であるメキシコシティの市長には初めて女性が当選した。(H)

*警察の取り調べを受けるサラ夫人について、ネタニヤフ首相は「メディアは彼女のイメージを傷つける報道をした」と非難。夫人がテロ遺族、単身兵士、ガンの子供を慰問する活動などを行ったと主張。(Y)

*断崖絶壁の途中にある洞窟から多くの古代の壺を発見。ユダヤ戦争(紀元66〜70年)時代に抵抗勢力が隠れていたもよう。(H)


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