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2017年　1月29日（日）
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＊トランプ米大統領がイラン、イラクなど７カ国の国籍保有者の入国を９０日間にわたり禁止。エジプトから米国に向かう旅客便では、航空会社がイラク籍とイエメン籍の人々の搭乗を拒否した。(Y,H,P)

＊自治政府のアッバス議長が「東エルサレムを首都としたパレスチナ国家樹立の希望がなくなれば、自治政府だけでなく、自治政府とイスラエル政府間の協力や合意は完全に破たんする」と警告。(P)

＊国連で、国際ホロコースト記念日の式典が行われた。イスラエルからホロコースト生存者も参加し「アウシュヴィッツ強制収容所にいた時に、イスラエルの建国を夢見た」などと体験を語った。(Y)

＊シリアのアルカイダ系組織「ヌスラ戦線」などのイスラム過激派組織が共同戦線を結成したと発表。欧米の支援を受ける自由シリア軍に対抗する共闘体制を組み、アサド政権に対する戦いも効率化する。(H)

＊ＥＵの文化振興プログラムへの参加をネタニヤフ首相が閣議に提案。「入植地はイスラエルと認めない」と明記されているため、イスラエル政府が、入植地に関するＥＵ見解を受け入れることになる。(H)

＊カタールで約５ヶ月滞在していたハマスの指導者ハニエがガザに戻った。エジプトはガザとの間のラファ検問所を特別に開けた。(P)

＊先週末に西岸地区でバスが崖から転落して約２０人の死傷者が出た事故で、パレスチナ人が献身的に救助をしていたことが判明。(Y)

＊ゴラン高原やガリラヤ地方で約１２センチの積雪。停電になる場所もあった。その他の地域では大雨で、気温も下がり冷え込んだ。(H)

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2017年　1月30日（月）
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＊トランプ米大統領が命じたメキシコ国境への壁建設に、ネタニヤフ首相がツイッターで賛成。これに怒ったメキシコの外務省が、首相に謝罪を要求している。デリ内相も首相に謝罪を促した。(Y,H,P)

＊西岸地区のＣ地区で入植者らがパレスチナ人私有地に建てた約４千戸の違法住宅を今から遡及して合法化する法案が議会に提出。ネタニヤフ首相も賛成を表明したため、可決する可能性が高い。(P,Y,H)

＊トランプ米大統領がイランなど７カ国の人々を９０日間、入国禁止にする大統領令を出したことで波紋。外務省はこれらの国で生まれたイスラエル人も該当するかどうかを米政府に確認している。(H)

＊２０１４年のガザ作戦時の調査報告の公開を、国会の委員会が満場一致で決定。ただし技術的な国家機密は公開されない。(Y,H,P)

＊西壁に男女混合の祈祷区画を設ける案が昨年に承認された後、超正統派が強く反発して混乱が続いているため、超正統派指導者らとアリエル農相は、ネタニヤフ首相に承認を取り消すよう要求した。(P,H)

＊経済、文化、学術面でイスラエルや入植地をボイコットする人物にはビザ発給を停止する法案が国会に提出され、成立する見通し。(H)

＊ジェニンにあるパレスチナ人難民キャンプで、パレスチナ人が国防軍兵士に向かってパイプ爆弾を投げたため、兵士に射殺された。(P)

＊違法入植地オフラに建てられた違法住宅９戸を取り壊す代わりに、他に６８戸の住宅建設を行う妥協案を検討するよう首相が指示。(H)

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2017年　1月31日（火）
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＊トランプ米大統領が２月１５日にネタニヤフ首相と会談すると、米政府が発表。イスラエルを「中東で唯一の民主国家」として両国の関係を重視。パレスチナ問題や米大使館の移転などが議題。(P,Y,H)

＊国連のグテーレス事務総長が「神殿の丘にユダヤ神殿が建っていた」と発言したところ、自治政府関係者は「アルアクサモスクをイスラム教徒だけのものとするユネスコ決議に反する発言」だと非難。(P)

＊トランプ大統領がイラクなど７カ国出身の人々の米国入国を禁じたことを受け、これに「報復する」ことをイラク議会が決議。しかしイラク外務省は、この措置の再考を米国政府に要請している。(H)

＊野党シオン連合のヘルツォグ党首が２０１３年の選挙活動中に不正資金を受け取ったとの疑惑があったため、検察当局が調査を行っていた。しかし「十分な証拠が見つからなかった」として不起訴に。(Y)

＊イランが中距離弾道ミサイルの発射実験を行ったと、米政府の担当者が確認。トランプ政権になって初めて。イランのミサイル発射実験は、国連安保理決議に違反だと、ネタニヤフ首相は主張している。(H)

＊国際ホロコースト記念日にトランプ大統領が出した声明に「ユダヤ人」や「反ユダヤ主義」などの単語が使われていなかったため、ユダヤ人団体などが非難。トランプ政権は「過剰反応だ」と一蹴した。(P)

＊トランプ大統領は、米大使館のエルサレムへの移転に関して「よく詳細を見て決断する。近い将来に答えが出るはずだ」と発言。(H)

＊２０１５年に申請された大統領恩赦は約二千件。リブリン大統領はそのうち１５１件を承認。刑の免除ではなく減刑が多かった。(Y)

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